2012年02月01日 配信

市立船橋高校体操競技部 野々村 笙吾くん

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オリンピック代表選手まであと一息日本体操界期待のホープ

 11月13日にシュツットガルト(ドイツ)で行われた「2011DTBポカール大会」に日本代表として出場し「個人総合優勝」を果たした市立船橋高校体操競技部3年生の野々村笙吾くんは日本体操界のホープだ。
 野々村くんは、現在ロンドンオリンピック代表候補の一角に名を連ね、国内のトップ選手12人で構成されているナショナルチームのメンバーにも選出されている。
 11月27日に両国国技館(墨田区横綱)で行われた「2011東京大会」では、世界選手権3連覇の内村航平選手とともに日本代表として出場、8人中4位と健闘している。あん馬では途中落下するミスもあったものの得意のつり輪では、世界王者の内村航平選手と並んでトップの得点をたたき出した。
 6歳からフジスポーツ志津教室(佐倉市井野)に通い、小学校4年生の時には県ジュニアカップで優勝。以来、メキメキと頭角をあらわし昨年のアジアジュニア選手権では優勝しトップ選手の一員となった。今年の世界体操競技選手権最終選考会では7位に入賞し高校生としては23年ぶりの代表入りを果たしている。
 しっかりとした受け答え、大舞台にも動じない精神力に「世界を経験して大きく成長してきた」と体操競技部顧問の神田眞司先生も舌を巻く。今後の目標については、「まずはオリンピック代表。そして金メダルを目指します」と力強く語ってくれた。
 身長154センチメートル、体重52キログラム。船橋市民の期待を一身に背負う。4月からは順天堂大学に進学、5月のオリンピック最終選考に向けて調整をする。

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