2011年09月01日 配信

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人と人がつながる心温まるネットワーク

被災地から行田団地へ34世帯
市民力で支える防災ネットワーク

3月11日東北沖で発生した東日本大震災により被災、福島県から東電原発の放射線流出により避難を余儀なくされた34家族が、家賃補助を受け行田団地に住んでいる。「一時避難してください」と言われ着の身着のままで避難してきた彼らは、生活に必要な物資も食料もお金すらも持っていなかったのだ。

「ちゃんとスクリーニングを受けてきたので…」

福島県富岡町出身の鈴木直美さんが父母会の挨拶で「ちゃんとスクリーニングを受けてきたので・・・」と自己紹介したのを聞き「せっかく船橋に来てくれたのだから帰るまで同じ市民として、大切にしてゆこう」と、知り合いから物資を集めたのが『がんばっぺ』代表の内藤さん。集まったサランラップ・トイレットペーパー・ノートなど生活必需品は行田中・法田中・行田東小・行田西小PTAを通じプリントを配布。連絡の取れた福島の方々に配った。
現在も週一回程度団地住民と被災地の方のコミュニケーションを深めるべくお茶会を開催している。

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福島を感じさせる手作り商品とたこせんべいで市内にPRする

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行田公園の夏祭りでは団地住人と福島から非難してきた住人が一緒に出店

【がんばっぺ】

代表/内藤由美子
会員数/役員6名 協力会員約20名
事務局/船橋市印内3-24-3
電話/090-4392-2936

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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