2010年08月01日 配信

増加するシニア層のフォローこそが

先進社会として対応すべき差し迫った問題

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始めに

高齢化社会、少子化社会等この先のわが国の人口傾向は、他の先進国と同じ歩みかそれ以上のテンポで進んでいます。

社会の在りようにとって、少子化問題も深刻な現象ですが、これから益々増加するシニア世代のフォローこそわが国が先進社会として対応すべく差し迫った問題となっております。
しかし、現状を見るとき、様々な社会制度に依存するだけで平穏な老年を過ごせるとは考えられず、自らの努力によって要介護の状態にならないように努める事こそが各個人に託された最大の防御であると考えます。

この事を考える時、ともすると「個」を重視する社会的風潮が強調される昨今、日常的に隣人が交わる機会が少なくなって、ひいては孤立した人間関係の弊害をまざまざと思い知らされる時代であります。

この疎外感を改善するためには、地域全体の助け合いを基本にした顔の見える仲間作りで、老いも若きも、健常者も障害者も常日頃から集まり、情報交換や、笑いや、軽い遊び等が出来る「つどいの空間」が必要であります。

「コミュニティサロン・あまやどり」の設立

船橋市内で最も高齢化率の高い高根台地区商店街の「空店舗」に「高齢者・障害者並びに地域住民に対して、自立支援に関する事業・活動を行い、地域福祉の推進に寄与する事」を目的とし、平成18年8月にオープンいたしました。同年9月には県知事より「特定非営利活動法人(NPO法人)」の認証を受け現在に至っています。

「事業・活動」の内容

設立してから5年目を迎えようとしている「あまやどり」の事業も年々増加し多種多彩になって来ております。それらは利用者・ボランティアスタッフからの要望等を積極的に受け入れ、当サロンの目的に相応しい事は可能な限り実施するという方針で運営しています。

具体的には
①利用者相互の親睦を図る
何時でも誰でもソフトドリンクを飲みながら又ミニギャラリーで展示される利用者・スタッフ並びに関係者制作による作品(絵画・書・写真展など)を鑑賞しながら親睦を図る。
②利用者の心身に亘る健康を
維持・向上させる事業
●毎日午前・午後の2回定時に行われる
ラジオ体操
●2回/月開催される特殊なボールを
使用した健康体操
●毎週金曜日に開催される生き活き
麻雀教室
③孤独死の無い地域作り事業
独居者並びに地域住民を対象に
●毎月第3土曜日に開催するその時期に
応じた食事会
●非定期に開催される季節に応じた
美味しいケーキの日
●フリーマーケット・模擬店をメインとした
年1回のあまやどり祭り
④高齢者が高齢者を支える事業
サロン内の掲示板に手伝いを必要としている利用者に情報を提供して頂くことにより、出来るだけ利用者間で対応して頂く
⑤利用者の社会復帰を支援する事業
利用者が利用者相互間並びに子供たちを含めた地域住民に対して貢献できる場の提供
⑥教養の向上・レクリエーション活動による
事業
PCサークル・マクラメ教室・折り紙教室・ 布草履教室・ソフト粘土教室・絵手紙教室並びに歌声サロンなどサロン内で自然発生した教室・サークルの支援

運営について

サロンは基本的にボランティアスタッフが2名常駐し、月曜日から金曜日まで毎日10時~16時まで開店しています。利用料はフリードリンク(ホットとコールドの煎茶・ほうじ茶・コーヒー・紅茶ならびにお水の10種)付きで100円/日頂いています。

その他、当サロンの理念に賛同して頂いている方々からの会費並びに寄付金で賄っていますが、7割のNPOが運営資金不足で悩んでいるという現状に当NPOも違うことなく大変厳しい状況を強いられています。・・・賛助会員になっていただけませんか?

最後に

船橋市は地域福祉に対して積極的に各種施策を打ちだしています。「あまやどり」のような施設の必要性を認識して頂いた結果だと考えていますが、社会福祉協議会所轄の「お休み処」を市内3箇所に設置しました。目的・内容は殆ど同じです。今後2箇所設置予定ですが、このような施設が官民問わず市内各所に数多く設置される事は市民、特に高齢者・障害者に取りまして非常に喜ばしい事だと思います。

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【NPO法人 あまやどり】

船橋市高根台6-46-5

☎047-468-3431

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