日本有数の観光都市だった。現在の船橋市と観光について観光協会の会長に話を伺ってみた。

船橋市観光協会とは？

設立は昭和28年4月。昭和20年代後半には、船橋駅南口と船橋大神宮の近くに『船橋市観光協会』と書かれたネオンアーチがあったのを覚えています。この頃の船橋市は船橋オートレース場、中山競馬場、船橋競馬場、船橋ヘルスセンターなどで日本を代表する観光地でした。

現在の船橋市観光協会は船橋市役所4階の商工振興課観光班に事務局が置かれています。観光協会の主な事業は、船橋市民まつりでの花火、船橋大神宮で毎年行われる奉納相撲、菊花協会・愛好会への協賛など多数あります。

観光協会は主にどのような活動を行っているのですか？

船橋市の観光や物産をPRする為、観光協会推奨品の認定を行っております。現在は、海苔・佃煮・鰻の蒲焼・和菓子などが推奨品として登録されております。ただし、推奨品登録に関しては事務手数料として多少経費を頂いております。

その他に、三番瀬海浜公園市民プールで夏場に出店している売店の運営や、ばか面おどりの『ばか面』販売なども観光協会が行っております。さらに、観光協会は事業・広報・組織の三つの委員会がそれぞれにテーマを持ち運営を行っております。

船橋市観光協会としてのこれからの取り組み

【事業委員会】…船橋駅周辺に観光　案内所を設置。船橋の史跡・旧跡な　どを巡る街歩きを企画。
【広報委員会】…ふなばしポケットガ　イドの制作・情報収集など。
【組織委員会】…観光協会の会員拡　大に向けた普及活動。
観光協会では、これら三つの委員会が機能し合って効果的に船橋市をPRできるよう組織作りされています。7月には市民まつりがあるので観光協会の仕事はこれからが本番です。

●プロフィール

皆川泰藏（みながわたいぞう）

・昭和11年6月　船橋市生まれ

・昭和56年　株式会社皆川 代表取締役就任

・平成3年　船橋グランドホテル株式会社 代表取締役就任

・平成16年12月　船橋市観光協会会長 船橋市公園協会理事

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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