2009年05月01日 配信

朝は早めに家を出て東船橋から

市役所まで歩いているんです。

もう6年ぐらい続いています。

hukuoka1.jpg今回は、収入役の福岡清治氏に話を伺った。収入役の仕事とは、簡単にいえば、市のお金の出納を管理する仕事だ。ただし地方自治法の改正で、収入役制度は廃止になるのだとか。つまり来年3月の任期満了までこの立場にいらっしゃる福岡氏は、実質的に船橋市最後の収入役となる。二宮出張所から経済部長まで、数々の職場を渡り歩いてきたベテランだ。

収入役とはどんなお仕事なんですか?

「主な仕事は、現金の出納及び保管を行うことなどと支出に関する確認をするなどの仕事を行っています。でも19年の地方自治法改正で収入役制度が廃止されたので、私が最後の収入役なんですよ。来年3月の任期で私が辞めれば、この職はなくなるんです」

 二宮出張所をはじめ、収入役以前にも様々なお仕事を歴任されてきましたね。

 「市民と接する機会の多かった出張所と医療センターがいちばん思い出に残ってます。一般市民と触れ合える環境が好きなんですよ。窓口だと、いろんな人に会えて楽しいんですね。大変でしたけど、いい勉強になりました」

 ところで、お住まいは?

 「三咲です。生まれも育ちも船橋で、出身校も三咲小学校、御滝中学校、市立船橋高です。小学1年の1学期まで夏見営団にいて、以後は三咲に移ったんですが、そのときは馬車で引っ越しましたね」

 のんびりとした時代ですね。

 「昔、夏見の田んぼの縁は川が流れてましたしね。農家の人たちがそこで野菜を洗ったりしていて、いい風景でしたよ」

 活発な子どもでしたか?

 「海老川で水遊びをしたり、三咲でも近所の小川でフナやタナゴを捕ったり。いい思い出ですね」

体を動かすのがお好きだったんですね。

 「いまでも健康を保つために、朝は早めに出て東船橋から市役所まで歩いてるんです。もう6年ぐらい続いてます。歩くと、いろんな発見がありますよね」

 そんなとき見つけたお店に、仕事が終わってから飲みに寄ったりもしますか?

 「お酒は好きですが、安くてにぎやかなところしか行かないんです。友だちと行くと割り勘だから、つい安いところを選んじゃって(笑)。最近、深酒はしませんけどね」

hukuoka3.jpg hukuoka2.jpg hukuoka4.jpg

hukuoka5.jpg福岡清治(ふくおかせいじ)

昭和20年5月6日、船橋市夏見生まれ。39年4月採用後、二宮出張所、総務部秘書課、公営競技係長、商工振興課係長、医療センター医事課長補佐、秘書課長、保健衛生部参事、健康管理課長、経済部長を経て14年4月1日に収入役に就任。来年の任期満了で、実質的に船橋市最後の収入役となる。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

スポンサードリンク

MyFunaの最新情報はこちらから
関連キーワード