2009年01月01日 配信

 

人気ファイナンシャルプランナーに聞く。raihupuran.jpg

知ればためになる資産運用の話!

 

 

 

石川 智寛

日本FP協会認定・石川FP事務所代表。ファイナンシャル・プランナー(CFP(R))。1級FP技能士。1973年千葉県に生まれる。青山学院大学経済学部卒業後、信用金庫、FP会社、FPソフト開発会社勤務等を経て2008年石川FP事務所開業。独立系FP会社「アライアンストーン」と提携し、FP業務を展開。相談業務、研修・講演を行う傍ら、11月からFPソフトの販売も開始した。

 

 

今の時代に適した様々な資産運用のノウハウを地元船橋の人気ファイナンシャルプランナーに尋ねるコーナー。今回は100年に一度ともいわれる不況を乗り切るために必要な基本的なライフプランを伺った。

 「今年の9月に始まった金融危機は、実態経済へ深刻な影響を及ぼし始めました。こうした状況では、真剣に家計における出費の見直しをすることが大切です。個人でも家庭でもいわゆる使途不明金が結構あるはずです。先ずは無駄な出費を洗い出すことが大切なのです」と石川智寛さんは語る。

 

今年の不況は100年に一度の経済危機とまでいわれ、来年はさらに厳しさを増すと予測される。そんな状況の中で家計にとって大きな出費となる保険やローンについて注意しなければいけないことは?


 「My Funaの読者の中心は40代のお父さんだと思います。これから高校や大学に進学するお子さんを抱えている家庭も多いことでしょう。お子さんがいる家庭では、教育費はかなりの出費となります。そこで、お子さんが小さいうちに、しっかりと貯蓄することがポイントとなります。今後の出費のシュミレーションをして、必要資金の確認をしましょう。お子さんが自立するまでの養育、教育費を準備した上で、万一お父さんに何かあった場合、残された家族が経済的に困らないような資金を手当てするために、死亡保障中心の保険設計が必要となります」

不況の影響でマンションなどの不動産の価格が下がっている。この機会に住宅ローンを活用してマイホームをと考えている人も多いのではないだろうか。

「住宅ローンで一番問題なのは綿密な計画を立てずに衝動買いをすることです。少ない自己資金で大きな住宅ローンを組むと、後々の家計の大きなリスクとなります。頭金と諸経費で物件の30%以上を自己資金でまかなえることが望ましいといえます」

今回の不況を脱するのに3~4年はかかると、石川さんは見通しを立てている。

「こうした状況だからこそ、将来を考えたしっかりとしたライフプランを作り、キャッシュフローから問題点を発掘し、早期に対策を打つことが重要なのです」

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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