約50年の歴史を持つ学童軟式野球チーム
薬円台リトルスター
創設からまもなく50 年となる、伝統ある学童野球チーム。薬円台公園、薬円台小学校での練習を拠点に、野球そのものだけでなく、子どもの一生を考えての指導を続けているチームだ。
▲昨年11 月、薬円台公園のグラウンドで。現在は1~6 年生の55人以上が在籍。船橋北部などに専用グラウンドも持っている
薬円台公園を中心に活動し、船橋市野球協会少年学童部に所属する学童軟式野球チーム「薬円台リトルスター」。歴史は古く、創設は昭和49(1974)年。チーム名には「小さくても輝く星になって欲しい」という願いが込められているという。現在の代表は、前出の少年学童部事務局長も務める池内正明さん。
在籍する児童は薬円台、習志野、北習志野近隣の小学生が集まり、これまでに500人以上が在籍している。
昨年のプロ野球ドラフト会議では、同チームから初となる元在籍生のプロ野球選手が登場した。それが今回、千葉ロッテマリーンズから5位指名を受けた外野手・西川僚祐選手だ。昨年は西川選手も同チームの練習に訪れ、子ども達との交流会もあったという。
コーチ陣の層も厚く、自身の子どもが大きくなって同チームを離れていても、「自分が関われる範囲で、できることならば」と何かしらの役割を担当している父親が多いというのも同チームの特徴。代表の池内さんは、「これまで培ってきたノウハウを引き継いでいくためにも、子どもたちだけでなく、大人への指導も時にはしています」と話す。「指導方針の大原則は、『目先の一勝より、子どもの一生』」と池内さん。子どもの一生を考え、一試合、一試合を大切にしながら、常に向上心を持つ子どもになってもらいたいと指導にあたっている。
薬円台公園のグラウンドでは2チームが同時に使用するが、1面のびのびと使えるほどの広さではないという。時には相手チームにボールが飛んでいくなどもあるが、コミュニケーションを取りながらうまく使用している
▲6年生の主将・太田陽大(ゆうだい)くん(右から3番目)は「野球は楽しい。特に試合が楽しい。これからも続けていきたい」と話す
▲西川選手が来訪した際の記念写真。昨秋にはZOZOマリンスタジアムで野球をするという企画も実施した
代表:池内 正明さん
活動場所:薬円台公園、薬円台小学校、チーム専用グラウンドなど
活動日:毎週土・日曜、祝日
問い合わせ先: TEL 080-4105-5504(江頭)
http://yakuendai.littlestar.jp/
Facebook ページあり
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