各校ともに特色が違う市内の小学校。市内の小学校を巡りながら、各エリアの特徴も発見していきましょう!
行田西小学校
行田西小学校は、1976(昭和51)年に開校、今年創立45周年を迎えました。同校は行田公園や行田団地のある、地図上に見える円形を南北に貫く都市計画道路の西側に位置します。
現在児童は488人。行田団地やJRの社宅など集合住宅に囲まれているうえ、周辺は戸建て住宅建築のラッシュで、児童数は少しずつ増加しています。
学区は行田3丁目、行田町、印内3丁目、古作1~4丁目、西船2丁目から始まり、2011年に印内2丁目、古作1~4丁目の一部選択学区から行田西小の学区になりました。特別支援学級がわかば(知的)とあおば(自閉情緒)で7クラスあるのも特徴のひとつです。部活は男子・女子バスケットボール部、吹奏楽部があります。
保護者は教育熱心で学校教育に協力的。「父母と教師の会」の活動や、土曜開催の校内美化活動には多くの保護者が参加しているほか、保護者による本の読み聞かせボランティアなども盛んに行われています。
図工の授業で県立行田公園へ
授業では、すぐ近くにある行田公園へ行くことも。自然豊かな行田公園で、この日、2年生は拾ったどんぐりなどを袋に張り付け、お面を制作!
修学旅行は日帰りで鴨川&千倉へ
コロナ禍で、従来通りの修学旅行は市内各校キャンセルに。同校の6年生の修学旅行は、10月29日に「鴨川シーワールド」へ行き、「鴨川グランドホテル」で昼食。千倉でミカン狩りをするという、楽しい1日を過ごした
工夫を凝らした授業も積極的に取り入れている
上)パソコンを使ったICT授業は、特別支援学級でも取り入れている。あおば教室では、パソコンを使って算数の式と計算の授業を行った日もあった。
下)「わかば教室」は、寿司屋やハンバーグ店などで販売するものを制作したり、店番をしたりし、職業体験の学習した
上)3年生による社会科の出前授業「カルビスナックスクール」では、1人のおやつの目安量や食べる時間について学び、工場の動画なども鑑賞した
下)4年生は国語の授業の一環で「落語」を学び、1人ずつ発表会を開催。甚平や浴衣などを着て発表した児童も。
5年生のパフォーマンスの授業は、「パフォーマンス・アーツ」のパフォーマー4人が来校し、体を使って表現活動(創作ダンス)を目的とした授業を体育館で行った
校帽のカラーはグリーン
行田西小学校と地域の特徴
◎校庭が広々としている。その校庭から見える集合住宅が林立している様子が、インパクトあった。
◎校帽の緑が鮮やかで、校歌にもあるように、すこやかにのびゆく新緑を思わせた。
◎すぐ近くには緑豊かな行田公園があり、公園で授業なんて、自然を身近に感じられ、表現力豊かな、感性あふれる子が育つように感じた。
※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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