2020年11月07日 配信

各校ともに特色が違う市内の小学校。市内の小学校を巡りながら、各エリアの特徴も発見していきましょう!

湊町小学校


校舎には、海をイメージしたかのような水色のポイントが

校庭の一角には碇いかりも!

築山やアスレチック遊具が並ぶ校庭。その一角には碇が横たわる。昨年行われた「湊町八釼神社本祭り」の例大祭で「神輿渡御」が行われ、同校校庭を回ったという

郷土資料室が2つもある

郷土資料室には寄付された「べか」という海苔の摘み取りに欠かせない舟も展示されている

 船橋港が近く、校庭には船の碇が横たわり、校名の通り港町の風情が残る湊町小学校。昭和26年開校、翌年の5月19日に落成式を行ったことで創立記念日としている同校は、今年創立70周年を迎えました。70周年行事は湊中学校の60周年行事とずらすために、来年度実施の方向だそうです。

 現在児童は535人。1~6年生各3クラス、特別支援学級かもめ3クラス、なぎさ2クラスの合計23クラスがあります。

 「地域と関りが深く、PTAの保護者やそのОBなど昔から地域の協力に支えられています」と話すのは、昨年度同校に赴任した佐々木善裕校長。

 学校内に郷土資料室が2室もあり、神輿や漁船などが展示されています。体育館そばにはなんと土俵があり、「今年はコロナ禍で開催できませんが、毎年地域の方のご協力で、船橋市の相撲大会が春と秋に開催されてきました」と佐々木校長。

 学校の部活動として、音楽部、ミニバスケット部、陸上部があります。

今年も開催できた「夢アート展」

従来は6月頃から取り組み、夏休み前に展示開催されていた夢アート展だったが、今年は夏休み明けから取り組み、9月中旬から10月中旬まで展示された

校内各所に卒業作品を展示


体育館の壁に掲示された卒業生による作品のほか、パンダのオブジェなど、校内には卒業生による作品があちらこちらに掲示されている。タイムカプセルの入ったオブジェも発見!

噴水付き、鯉の池

鯉がいるこの池は高学年の子どもたちが世話をしている

なぎさ学級の製品作り

なぎさ学級では染物やコースターなど製品作りの授業がある。工夫を凝らした製品が多く作られている

記者が感じた
湊町小学校と地域の特徴

◎校舎の南方に京葉道路が走り、校庭から見える防音壁が未来都市を思わせた。一方、横たわる碇には、ここが漁師町であることを彷彿とさせた。

◎昇降口を入ると、木製のチェア&テーブルが! 子どもたちのちょっとしたおしゃべりスペースを想定しての配慮なのかと思い、とても和んだ。

◎校内に郷土資料室と称した部屋が2つもあり、神輿や木船や大漁旗が展示されている様子が圧巻だった。さらに、土俵があると聞いて驚き!

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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