2015年09月01日 配信

保健・医療・福祉に係る8施設が集合

10月1日、新船橋駅近くに保健・医療・福祉の連携を推進する、船橋市保健 福祉センターがオープンする。敷地面積は5666.65平方メートルで地上5階地下1階建てだ。平成15年に中核市となった船橋市は単独で保健所を設置したが、保健所・市役所・中央保健センターと各支援機能がひとつの場所に集約されておらず、分散されている。この度、保健・医療・福祉の連携を強化するため、保健所・中部地域包括支援センター・家庭児童相談室・こども発達 相談センター・在宅医療支援拠点・地域活動支援センター・夜間休日急病診療所・かざぐるま休日急患・特殊歯科診療所の保健・医療・福祉に係る8施設を併設しており、総合的支援を促進することを目指している。

新体制の保健所の役割とは?

保健所には医師、薬剤師、獣医師、保健師、栄養士、臨床検査技師、放射線技師など、多職種が在籍している。食品衛生管理、医療に係る届出や医療安全相談、難病患者等への支援、動物愛護及び管理等、市民が安心して生活することができるよう、様々な条例の制定・管理・実施も行っている。今後は一次予防、二次予防、三次予防にも力を入れる。一次予防は、健康な時期に、栄養・運動・休養など生活習慣や環境の改善、予防接種による疾病の発生予防を行い健康づくりの支援をする。二次予防は、健康診断等を行船橋市保健福祉センター オープンい、早期発見・早期治 療を支援する。三次予防は、保健指導やリハビリテーション等を行い、QOL ( 生活の質)に配慮し再発防止・社会復帰対策を支援する。さらに、保健師を中心とした、母子保健、健康増進対策など、地域保健全般にわたって、子どもから高齢者まで多くの市民の健康支援を強化する方針だ。「新たな体制を基盤に、市民が安心して生活を送ることができるよう関係機関と連携を密にと り、保健・医療・福祉におけるサービスの向上を目指しています」と船橋市保健所の筒井勝所長。

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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