2015年02月01日 配信

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第二十六歩:けやき通

新京成バス三山車庫バス停でおりると、幅広い道路の両側はケヤキの並木が続き、「けやき通」と呼ばれています。昭和30年代に直径10数センチほどの「ケヤキ」が植えられたのでした。今は見事に成長して、新緑・濃緑・黄葉と四季折々を楽しませてくれます。
さて、大久保日大角から実籾街道へつづくこの道は、明治33年に騎兵旅団が設置されると軍馬のいななきに満ちていました。習志野原での訓練のために軍馬や将兵たちがこの道を通ったからです。それでこの道は「旅団街道」とよばれ、その幅の広さから「十二間道路」ともいわれました。昭和に入ると馬から装甲車や戦車にかわり、戦車が轟音をたてて行き来しました。それで「戦車道」と呼ばれました。戦後、旧習志野学校の北側の広場には県営住宅や市営住宅が作られ、三山車庫付近も住宅地が増え、商店も並び、道の両側にケヤキが植えられたのでした。

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