銀行員から転職、ラーメン店の店主という天職

特色のある手打ちラーメンを出すことで知られるらーめん寺子屋伍陣の新田さんは、開業前は銀行員。52歳で早期退職後、行員時代、各地のラーメン店を食べ歩き独自データベースで評価していた経験を元にラーメン店を開業する事を決意。松戸市が商店会の空き店舗対策で行っていた『寺子屋制度』で3ヶ月間ラーメン漬けという集中講義でラーメン作りの基礎を学んだ。
こうしてオープンさせたらーめん寺子屋伍陣は、高根公団という地域性に合った『味』を追求し続け、さっぱりしていてもしっかりと出汁が効いているスープを、しなやかな細麺と共に提供している。伍陣では魚出汁、とんこつ、味噌、塩、つけ麺と34種類の商品ラインナップがある。中でも、『あごだし（飛び魚）らーめん（900円）』は、魚出汁特有の臭みが無くとてもあっさり。一口目はむしろその薄味に驚かされるが、食べ進めてゆくと次第にコクがでてくるのが新鮮。また、伍陣オリジナルの味玉は、黄身がトロリと濃厚。脂身がとってもジューシーなチャーシューも人気が高い一品だ。

◆らーめん寺子屋 伍陣

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