2013年08月01日 配信

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第九歩:高根神明神社

バス停「うぐいす園前」から北へ200m行き右折すると乗馬クラブがある。馬を見ながらそのまま進むと、5 分程で神明社の斜面林の下側に着く。鎮守の森の広さは市内最大級。斜面には針葉樹が多いが、その参道には椎の木の巨木が並び、古社らしい雰囲気を醸し出す。
殿の左に「唐沢松能魂」と刻まれた石碑がある。かってこの村に聳えていた松は大きく高く、遠く江戸からも見えたというが、安永3年=1774の台風で倒れてしまった。言い伝えによると、金蔵さんが名主に言われて松を切り倒すと、中から血が流れ出しビックリした金蔵は床に伏せってしまった。そのため名主はこの松から三体の尊像を造り神明社にまつったそうだ。
森の中は涼しく、しばし、蝉しぐれを聞き入る。中世の船橋御厨の一画である。

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