2013年02月01日 配信

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【宮本小学校管弦楽クラブ】
顧問/今福充、林香織、中山麻央、根岸茂美、中神由希
部員数/96名

◆日本学校合奏コンクール一位
数々の大会を乗り越え、文部科学大臣賞を受賞
宮本小学校の管弦楽クラブが、11月11日に「郡山市民文化センター」(福島県郡山市)で行われた「日本学校合奏コンクール」で全国一位の「文部科学大臣賞」を受賞し、市内の音楽関係者にホットな話題を提供した。

スクールオーケストラやバンド関係者に親しまれてきた「全国学校合奏コンクール」が昨年、55回の開催をむかえ、今年度から「日本学校合奏コンクール」と名前を変えた。これまでテープ審査だった全国大会は、今回から生演奏になり、「奏でよう復興へのフィルハーモニー」というテーマのもと福島県の「郡山市民文化センター」での演奏会が実施された。

小学校の部では23団体が出場、同校以外には峰台小学校、海神南小学校、行田東小学校、薬円台小学校の4校が船橋市から出場した。また、中学校の部では31団体が参加。市内からは、船橋中学校、葛飾中学校、海神中学校が参加し優秀な成績を残している。

コンテストは、「管弦楽」「吹奏楽」「器楽合奏」の3部門で行われ、それぞれの部門での金賞受賞校から一校だけに「文部科学大臣賞」が授与される。

コンテスト当日、同校の児童・保護者を含めた160人が朝5時に集合。バス4台に分乗して福島県に向かって出発した。この日は、コンテスト会場で生演奏を披露するとそのままトンボがえり。船橋に戻ってくると22時ごろという強行軍だったという。

7月に「サマーコンサート」、9月に「TBSこども音楽コンクール千葉県習志野地区大会」、10月に「日本学校合奏コンクール地区大会」と大きな大会を次々とこなしてきた児童たち。「演奏会やコンクールを経験するごとに着実にステップアップしていった」と今福先生。パートリーダーやソロを務める児童たちの意識も高く「練習でもほとんど間違えない。本番にいたっては間違えたのを聞いたことが無い。見えない部分で相当に努力しているはず」と舌を巻く。

宮本小学校を卒業すると、宮本中学校でも管弦楽を学ぶ事が出来、最も近い県立船橋高校でもオーケストラを学ぶ事ができる。市内には小中合わせて13校の管弦楽部があるが、一市でこれだけ多くの管弦楽部が盛んなのは全国的に見ても珍しいという。

同校の創立は市内でも歴史が深く、校章の由来が「地域と共に育む学校」という同校には、地域の中で子ども達を見守る環境が整っているようだ。また、「音を合わせて心をつなぐ」が合言葉の管弦楽クラブ。子どもたちを中心に人の輪が広がっているのだ。

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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