合成化学物質を使用せず、除菌効果があるスーパーアルカリイオン水を作る会社
左から代表の松澤民男さん、民男さんの長男・竜輔さん
人と地球環境に優しいスーパーアルカリイオン水を開発
同社は2003年、松澤民男さんが船橋市に設立。除菌効果がある「スーパーアルカリイオン水」を作る研究を続け、現在はその水の製造、製造機器や水の販売も行っている。松澤さんによると「スーパーアルカリイオン水は合成界面活性剤なども使わないことから、身体ににも地球にも優しい水なんです。それはさまざまな試験でも実証済みで、さらにはコロナウイルスの不活化にも効果があることを昨今アメリカの機関が研究、発表しています。コロナ禍において、アルコール除菌が苦手な人にとっても、また身体に入っても害がないため食品にも使用できることから、スーパーアルカリイオン水への需要がさらに高まりつつあります」とその特徴を話した。
「また、弊社のスーパーアルカリイオン水は、純水をベースにして、食塩を使用しない独自の電解技術で生成した水素イオン濃度(pH12・5以上)と還元電位を極限まで高めた強アルカリ電解水です。一般の洗剤やクリーナーに含まれる界面活性剤や有害な化学物質を含まないので、人や環境にやさしく、家庭から業務用まであらゆる分野でご使用いただけます」とも続けた。
各所で認められてきた「ものづくり」への熱意とその成果
2013年には同社が製造するアルカリイオン水生成機が「千葉県ものづくり認定製品」に採択され、2016年には生成装置とアルカリイオン水が「船橋市ものづくりグランプリ製品」に認定を受けた。さらに今年3月には「第25回千葉県ベンチャー企業経営者表彰」で優秀経営者賞、「第46回発明大賞」では電解イオン水生成方法と電解イオン水生成装置が考案功労賞を受賞するなど、松澤さんたちの長年の研究とその成果は多くの人に称賛されている。
今年9月に船橋市民文化ホールで開催された船橋商工会議所主催の特別講演会では会場中に「スーパーアルカリイオン水」を噴霧。会場の除菌という形でイベント協賛した。会場にはウォークスルー式の噴霧機(写真下)も設置
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