看護師 𠮷住 友希さん(25)
勤務スタイルの𠮷住さん。10月30日には船橋整形外科クリニックで公開講座「競歩選手から学ぶ、健康ウォーキングセミナー」を初開催する(満席のため、予約受付終了)。「普段の練習は海老川沿いもよく歩いています。市内の競歩選手の方たちにもいつかお会いできたらと思っています」と𠮷住さん。
1997年、千葉県君津市生まれ。千葉県立君津高校在学中は陸上部に所属、その頃に競歩を始めた。千葉県立保健医療大学を卒業し、縁あって医療法人社団紺整会 船橋整形外科グループの船橋整形外科クリニック(船橋市飯山満町1-824、TEL047-425-5585)に看護師として就職。同時に院内に陸上部を設立し、実業団選手として活躍している。2019年に行われた「全日本50km競歩高畠大会」の女子50km競歩では日本歴代2位の記録を打ち出し、初優勝
競歩競技でパリ五輪を目指す「船橋整形外科」看護師
船橋整形外科クリニックに勤務する看護師・𠮷住さんは、2019年に開催された「全日本50キロ競歩高畠大会」の女子50キロ競歩では日本歴代2位の記録を打ち出して初優勝。𠮷住さんは「パリ・オリンピック出場を目指しています。競歩という種目をもっとみなさんに知ってもらえたら」とも話す。
𠮷住さんは千葉県君津市出身。君津高校での陸上部時代、競歩に出会う。
𠮷住さんの母が保健師だったことから自然とその道を目指し、高校卒業後は幕張にある千葉県立保健医療大学に進学。その間も、日本の競歩審判界を牽引する藤崎明氏に師事し、競技に打ち込んだ𠮷住さん。保健師および看護師の資格を取り、就職先を探し出したものの、続けてきた競歩で選手として歩む道もあきらめることができなかった。「働かせてもらいながら選手になりたい」と就職先が決まらずに居たところ、人づてにその話を聞いたのがスポーツ医療にも力を注いできた船橋整形外科だった。
「船橋整形外科理学診療部にサポートしていただき、身体のメンテナンスもしっかりできています。そのおかげで安心して競技活動に取り組むことができています」と𠮷住さん。
「競歩という競技についても、もっとみなさんに知ってもらえたら」とも続け、競技の認知を周囲に高めつつ、3年後のパリ五輪出場を目指し、今日もトレーニングに励んでいる。
2019年、日本歴代2位の記録で優勝。「競歩って、とっても奥が深くて観戦するのも面白い競技なんです。ですが、まだまだそこまでをお伝えできていないように感じるので、自分の活動を通して、競歩の面白さもお伝えしていけたら」と競技への想いを話す
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