2020年04月26日 配信

各専門分野で船橋の街づくりにおける第一線で活躍されているみなさんに、
船橋の街づくりにおいてどのように関わっていらっしゃるのか、直撃インタビュー!
各分野のお仕事とはどんなものなのでしょうか?

船橋市管工事業協同組合 代表理事・古橋久治さん

プロフィール
1944年生まれ。茨城県出身。1959年東京都江戸川区で就職後、1965年船橋市夏見に転居。1972年(株)古橋設備工業を設立。1981年古橋設備工業(株)に変更し、2006年に古橋工業(株)に。船橋市管工事業協同組合には設立時から加入し、2014年代表理事就任。御滝商店会の会長も務め、「御滝公園」のソメイヨシノの太い幹や枝ぶりに生命力を感じ、毎年桜の開花時期を楽しみにしている


船橋市管工事業協同組合では、こんなことをしています!

・ 船橋市の公共下水工事の普及、下水道技術者の一層の充実など
・船橋市との協定に基づく災害復旧活動など

MF●組合について教えてください
古橋さん●1998(平成10)年に設立し、わたしは5代目の代表理事です。当組合は船橋市内に事業場がある、船橋市排水設備指定工事店41社により構成される団体です。設立当時、我々業界においては制度の見直しが始まった時期で、過酷な競争が予想される状況でした。また、震災対策についても有志が集い、阪神・淡路大震災の教訓を生かした、業界のあるべき将来の姿について協議を重ねてきました。その結果、コストダウンや、管工事業界に従事している若者に夢のある業界にするため、事業協同組合を設立したのです。工事に使用する機器のリース業、資材の共同購買事業等を実施、原価の低減を図ると共に、共同受注事業により受注量の安定を図ることを目的に、組合員より多くの協同を得て当組合が設立しました。

下水道整備、水洗化の普及
大規模災害に備えた応援協

MF●どのような活動をしてますか?
古橋さん●業務委託・社会貢献・技術講習会・市民へのPR活動などを始め、船橋市の公共下水工事の普及、下水道技術者の一層の充実、船橋市との協定に基づく災害復旧活動などです。地震や風水害等の大規模災害発生時に応急・復旧活動を行うため、市と応援協定も締結しています。船橋市からは「水洗化指導業務」「宅地内排水設備調査点検業務」を受託、市の事業目的とする公共下水道工事の普及に尽力しています。9月10日が「下水道の日」になり、毎年8月に市役所の1階美術コーナーで船橋市下水道展を開催しています。毎年相談窓口を開設して設備や工事の相談を受けています。指定工事店の責務として不正工事等の発生を防ぐため、平成9年度より、隔年で「船橋市排水設備工事技術講習会」を開催しています。

MF●これから目指していくことは?
古橋さん●近年では、集中豪雨の雨水や起源不明の「不明水」などの流入、排水設備工事の施工不良、老朽化した設備の更新、大規模地震などに対する備えなどの対応が急がれています。必要な人材の確保と人材育成による技術・技能の継承など、下水道事業が直面する多くの課題に当組合員が着実に取り組み、公共下水道工事の普及に寄与していきます。

昨年の第39 回「船橋をきれいにする日」の集合写真。毎年開催されている市の美化活動にも参加。同組合のホームページで活動内容について紹介している

今年3月17日に行われた、管工事業協同組合と船橋市の「災害時の生活環境を支える協定」の締結式。災害時の応急処置において、避難所・公共施設の応急補修、住宅の応急修理、必要な資機材の提供を約束した


前列左から、専務理事(総務委員長)・大吉義治さん((株)大吉
工業会長)、副理事長・小原智さん(不二公業(株)代表取締役)、
理事長・古橋久治さん(古橋工業(株)代表取締役)、船橋市長・
松戸徹さん、副理事長・山田晃さん((株)山田総業代表取締役)。
後列左から、理事・柴田久恵さん(土佐工業(株)代表取締役)、
理事(財務委員長)・藤田章光さん(前原興業(株)代表取締役)、
監事・沼倉剛さん((株)杉田工業所代表取締役)、船橋市管工事
業協同組合・柳田正男さん

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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