2020年06月08日 配信

新型コロナウイルスによって、いろいろな面で、不安になることも少なくありません。ですが、そんな中でも取材先でたくさんの「元気」に出会いました。こうしたみなさんの前向きな挑戦や、人を思う気持ちがあふれる船橋って、本当にステキな街です!

船橋市、初の試み!防災無線に流れていた市長の声

  

 緊急事態宣言が出てから、市内には外出を控える防災行政無線の放送が連日行われている(5月12日現在)。その放送の声が、5月上旬は松戸徹船橋市長の生声だった。市長の声で放送したのは、船橋市として初の試みだったという。

 5月11日の昼の放送内容はこのようなコメントだった。

 「市長の松戸徹です。新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、ご協力いただきありがとうございます。

 今、市民の皆さまのご協力の成果が確実に表れています。

 一日も早く、日常生活を取り戻すため、子どもたちの学校生活を取り戻すために、引き続き、皆さまのご協力をお願いいたします」

 なお、市長の声の放送は現在(5月12日)は終了している。

 防災行政無線の放送は、地形や風向きなどさまざまな影響により、放送が聞き取りづらい場合があるため、市ホームページやフリーダイヤル(0120-2784-61、24時間対応)で確認することもできる。

船橋市防災ポータルサイト https://www.city.funabashi.lg.jp/bousai/index.html

この書を見て、少しでも元気になってもらえれば

 ららぽーとTOKYO-BAY近くにある浜町商店会(船橋市浜町1)の一角に「今できる事!! 笑顔船橋」「ファイト!! ふなばし」との書が掲げられ、近隣住民や通りがかりの人たちを元気づけている。

 掲示されている場所は、京成線船橋大神宮下駅とららぽーとTOKYO-BAYの間、京葉道路の高架下。ここにはベカ舟などが常設展示されている。今年もこどもの日に向けた飾りつけの作業をしている際、「こういう時期だから、ただ飾りつけをするだけでなく、何かできないかという話が出て、浜町西会館で教えている書道の先生にメッセージを書いてもらったのだという。

 同町会の古山さんは「今はみんなで耐えるしかない。見てくれる人も少ないですが、この書を見て少しでも元気になってもらえれば」と話している。

 こどもの日の飾りつけは5月6日まで、書の掲示については期間未定。

子どもの声が遠のいた学校を、子どもたちのメッセージで彩り、地域を元気に!

 西海神小学校(船橋市海神5-1936)おやじの会「西海めだかの会」が主催となり現在、西海神小のフェンスに約40枚のイラストが掲示された「コロナに負けるな ポスター展示」を行っている。

 同会は、「こども達の笑顔のために」というモットーを基に活動しているPTA組織。緊急事態宣言が発令され、学校は休校が続く中、何かできないか思案していたところ「気分転換も兼ね、絵を描きたい人に描いていただき、学校フェンスに掲示した」と代表幹事の福島和宏さん。「地域が一丸となり、新型コロナウイルスに打ち勝つ雰囲気を作れれば」とも話している。

「こんなことで、負けたくない!」疫病退散祈願で「アマビエ」煉り切り

 昭和41年創業、季節の和菓子を作り続ける「御菓子司 扇屋(」船橋市松が丘4-23-1)では5月3日から、今話題となっている疫病退散の妖怪「アマビエ」煉り切りの販売を開始した。

 「大変厳しい状況だが、長年頑張ってきたのにコロナで負けたくない。頑張ります!」と店主の妻・坪田さん。

会社史上、初の試み市場の水産仲卸業者が個人宅へ販売・配送に挑戦!

船橋市場の水産仲卸店舗の中にある「水商アーストレーディング」では、取引先の飲食店が休業となったことから、商品の卸先がなくなってしまった。そこで、使っていなかったSNSアカウントを活用し、個人宅を対象に、冷凍魚などのセットを販売、宅配するサービスを開始。第2弾を5月25日ごろから開始予定。ツイッター(@earthtrading)

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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