2019年05月03日 配信
この人に聞きました!
  生々堂
代表取締役
須田豊博さん

 

船橋市内に切り花と鉢物を販売する
市場唯一の生花卸売店

 6年前に船橋市場に入った生々堂。それまで千葉市地方卸売市場で生花の卸売業を営んでいた。船橋でも花を売ってほしいという声があり、船橋市場で母と一緒に経営しているのが須田豊博さん。2年前に他界した父が開業した生花店は約30年の歴史があり、父に代わり須田さんが同店を引き継いだ。千葉市場は同店代表の須田さんの兄が経営している。

 東京の大田市場と葛西市場に大きな花市場があり、その両方から毎日花を仕入れている。量販店やスーパー、道の駅などが花を仕入れに来ることがほとんど。街の花屋は切り花を1本ずつ売るのに対し、ここではすべて2本セットでラッピングして売っている。鉢物も扱い、営業時間は5時から12 時。

 花は季節を通して40種程を扱い、花束のほとんどは仏花が中心だという。レザーファンやタマシダなどの葉物や、生け花に使う枝物は基本的には扱っていないが、もちろん注文には応じる。一般的な花束や学校、幼稚園の式典用の花束なども作っている。お彼岸、お盆が繁忙期で、市場は年の暮れの買い出しに来る人で正月用の花の需要が多く、慌ただしいという。

 船橋市場は立地の良さからも一般客の出入りが多いと感じるという須田さん。「これからも船橋市内に、鮮度のよい花々を届けるため日々心を込めてラッピングしていきます」と話す。

 

 

 

 

 

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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