2017年02月27日 配信

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船橋駅、西船橋駅から無料送迎あり。更衣室や休憩所も完備

県内6カ所目となる企業と障がい者を結ぶ施設

通称・船取線(県道8号線)から高根神明社へと抜ける道沿いに完成した障がい者の就農施設「わーくはぴねす農園船橋ファーム」(船橋市高根町595-1)の開所式が1月11日、松戸徹市長をはじめ約200人の参加で行われた。
同農園を運営するのは、障がい者雇用のコンサルティングや就労支援事業を行う「エスプールプラス」(本社:東京都千代田区)。船橋ファームは県内6カ所目、同社運営の農園としては7カ所目の施設となる。
同社のビジネスモデルは、法定雇用率に則って障がい者を雇用したい企業に対し農園の敷地を区画貸しし、利用企業の多くが、収穫された農産物を従業員への福利厚生として無償配布したり社員食堂の食材に使用している。これまでに461人の障がい者雇用を創出し、その定着率は95%以上、そのうち7割が知的障がい者、2割は精神障がい者だという。「自然と触れ合いながら無理なく働くことができ、みなさんはニコニコしながら働いています」とエスプールプラス社長の和田一紀さん。「約10万円の給料を受け取りながら、障がい年金も受給できる。就労者は所得税も納め、社会に貢献しています」とも。
2800坪の船橋ファームの敷地には、ボイラーを使用した大型ビニールハウスが立ち並ぶ。「しっかり野菜を収穫できる環境で、トラクターなどは使用しません。一番危険と言える道具は野菜を切るハサミくらい」と、和田さん。
用意された168区画はすでに契約済みとなっているが、現在、就労希望者、および、障がい者従業員の管理者となるシルバー人材を募集している。

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「こうした『新しい農業のかたち』も必要」と松戸徹市長

予定されている説明会
■船橋ファーム会場〈火・木曜 開催〉
日時:3/2(木)、7(火)、9(木)、14(火)、16(木)、21(火)、 23(木)、28(火)、30(木) ・ 4/4(火)、6(木)、11(火)、 13(木)、18(火)、20(木)
10:30から2時間程度 ※JR船橋駅北口から送迎あり
カーナビの場合は船橋市高根町597-2(隣接建物)
■Katanaレンタルオフィス会場〈土曜 開催〉
日時:2/25、3/11、18、4/1、15(各土曜)
13:30から2時間半程度
住所:船橋市湊町2-12-24 湊町日本橋ビル5F
応募方法:FAX、またはメールに、名前・電話番号・説明会希望日を記載し、申し込みを。電話でも受付可
FAX/03-6859-6556
メール/shuurou@spool.co.jp
上記日程以外でのご見学・ご相談もお気軽にお問合せ下さい。

【問合せ】エスプールプラス
TEL/0120-997-212
受付時間:9時〜20時

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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