2018年03月22日 配信


 木下街道の船橋と市川の市境あたりで、畑が少し見える場所がある。それが吉田尚光 さん(38)が先祖代々受け継いでいる畑。町内にある別の畑と合わせて約8反(2400坪)の畑で、露地栽培のみでさまざまな野菜を栽培している。以前は市場のみへの出荷だったが、「ふなっこ畑」のオープン当初から同所へも出荷を続けている。近年は、ほうれん草、小松菜、そら豆、枝豆、ブロッコリーなど、季節の野菜をメインに栽培。吉田さんは高校卒業後、日本大学短期学部の農学科卒業後、千葉県農業大学校の研究科で農業の楽しさをさらに学んだという。現在は母・和子さん、そして3人の子どもたちの子育ての合間を縫って、妻・友子さんも畑をまかなう。「露地栽培は自然の影響を直に受けるのが大変。でも、代々続くこの畑でハウス栽培とか他の方法は考えたことがない」と吉田さん。日々、自然と向き合い、常に天気予報を気にかける。雪予報が出れば早くから対策をし、出荷ペースを保てるように工夫をする。また、この辺りではカラスをはじめとする鳥からの被害対策も欠かせない。「これからは、そら豆のシーズン。旬の野菜を味わってもらえたら」と吉田さんは笑顔を見せる。

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