2017年03月17日 配信

今月号からスタートする新コンテンツ!このページでは市内にある保育園・幼稚園・支援センターなど、子どもたちを見守るさまざまな施設の人に話を聞き、それぞれが描く「船橋の子ども達の未来」を語っていただきます!

中山あけぼの保育園
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住所/船橋市本中山3-19-3 電話/047-334-9950

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中山あけぼの保育園 園長 生田邦彦さん

現在、船橋市保育協議会の代表も務める生田園長に、の取組や船橋市の待機児童問題について伺いました!

中山あけぼの保育園とは、どんな園ですか?

JR下総中山駅から徒歩1分の住宅街の中にある「中山あけぼの保育園」は、昭和30年4月に開園しました。現在190人の乳児・幼児が在籍していますが、近年入園児の保護者には同園の卒園者が毎年みられるようになり、親子、孫という三世代にわたって関わりのある保育園となることができました。
子どもたちには「毎日保育園に行くことが楽しい」と思ってもらえるような保育を心がけ、近年では多様化する社会ニーズに対処して知能教育に使われる「SIあそび」や英語レッスンの「EC教室」も保育に取り入れています。また、近隣に大きな公園がないことから、ふなばしアンデルセン公園はもちろんのこと、都内へのバス遠足はグループ園全体で年30~40回行っています。

昨今の待機児童問題について、園としてどう考えますか?

船橋市では今年4月に新たに15ケ所の保育施設が開設され喜ばしいことですが、実は待機児童がそれで解消されるかというとそんな簡単な問題でもないんです。保育士の数が船橋市全体でみても足りていないのが現状で、保育士1人に対し受け持てる子どもの人数が決まっているため、保育士の在籍状況によっては定員まで募集をかけられない園もあります。船橋市ではこの問題を解決するため毎年「船橋市保育士就職支援研修会」や「私立保育園合同おしごと相談会」を開催しています。昨年はハローワークとも連携し、述べ156人が参加、少なくとも18人が実際に保育園就職に繋がったと聞きました。今回決まった人材を大事に育てていき、一人でも多くの園児を迎えられるようにするのが、市内の保育園全体の課題だと思います。

今後の未来予想図を教えてください

船橋市と連携して市内全体の待機児童を減らし、子ども・親・園の幸せにつなげたいです。また、子どもたちができるだけ幅広く多くの経験と挑戦ができること、それも自分から進んでできる環境を整えたいと思います。そのために、親御さんと密にコミュニケーションをとり、子どもが健やかに成長できるよう、そのお手伝いをしていきたいですね。「中山あけぼの保育園」も、三世代だけでなく、四世代が通った保育園になれれば幸いです。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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