2017年08月25日 配信

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「犬の総合施設」として犬たちのより良い生活をサポート

「殺処分ゼロ」「生体販売ゼロ」「長時間の留守番ゼロ」を目標に

「犬の保育園」というステッカーを掲げた焦げ茶色の軽自動車が市内を駆け巡っている。それが「プーチコミュニケーションズ」の送迎車だ。同社のオーナーはペット先進国とも言われるドイツ出身の関ニールス元春さん。日本人の父を持つ。関さんは世界各国の保護施設で問題を抱えた犬たちのリハビリを多数経験。
その後、米国の警察犬訓練所でトレーナーのアシスタントとしても勤務していた。
約10年前、日本に帰国後、芝山でペットホテルをメインとした施設を開業。トリミング、トレーニング、「犬の保育園」も当時から開所し市内を中心に遠方からも利用者が集まるようになった。約3年前、トリマーが独立し、馬込町の現店舗で開業。昨年、すべての事業を現店舗に集約し、「犬の総合施設」とし、リニューアルした。同店が掲げる目標には「殺処分ゼロ」「生体販売ゼロ」「長時間の留守番ゼロ」の3つがある。「ドイツには『ペットを4時間以上放置してはいけない』という法律があるのに比べ、日本では現状、仕事をしている一人暮らしの飼い主さんも多く、犬が長時間ひとりぼっちになってしまっているケースも珍しくないんです。それは犬にとって精神的によくありません。健全に1日を過ごした犬はストレスも少なく、飼い主さんと良い関係を保てると思います」と店長の押田さん。
ドッグランがある犬の一時預かり施設は都心部には珍しく、普段はほかの犬と遊ぶとことができなかった犬も、ここでは仲良く遊ぶ姿を見せるケースもあり、飼い主が驚くことも少なくないという。
「日本に住む犬たちが抱える問題を解決し、一頭でも多く、バランスの取れた犬になってもらいたい」と押田さんは話す。

 

Pooch Communications(プーチ コミュニケーションズ)
代表/関 ニールス 元春 
従業員/6人
住所/船橋市馬込町910-1
電話/047-767-4910

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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