2017年01月30日 配信

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デニムと畳のコラボレーション 新しい「畳」との暮らしを提案

船橋での取り扱いは同社だけ畳を使った「デニムフロア」

新京成線・高根木戸駅から歩いて5分ほどの場所にある「宇田興畳店」。
49年前にこの地に創業し、現在は社長の宇田興二郎さん、息子の宇田光憲さん、社員の石井さんの3人で畳の製造、販売、リフォーム相談などを行っている。
興二郎さんは15歳のころから畳の業界に携わり、50年以上の経験をもつ大ベテラン。息子の光憲さんは、そんな父親の背中を見て、自然と跡を継ぎたいと思うようになったという。
同店ではニーズに合わせて畳のヘリも古典的な柄から、水玉などの若い世代向けの柄まで用意し、時代にあった畳の提案を行っている。
そんななか、10年前から取り扱いを開始したのが、デニムと畳を組み合わせた「デニムフロア」。表面の見た目の色や肌触りはデニムそのもので、畳の上にクッション材を敷き、それをデニム生地で包んで縫製した商品だ。「最近では洋間で過ごすことが主流になっていますが、やはり日本人なので畳や和室の良さをぜひ知ってもらいたいという思いで『デニムフロア』の製作・販売を決めました」と光憲さん。和室をリフォームすることなく洋間風の雰囲気を作ることができ、使用する畳の大きさを変えれば、床面だけでなく机や椅子など、さまざまな用途での使用が可能だという。撥水タイプのものもあり、飲食店などにも利用されている。
「一言で和室といっても千差万別で、ご相談いただいた一件一件に全力を注いで作業します。最初は和室を洋間にリフォームしようとしていたお客様が、『やっぱり畳にしてよかった』と言ってもらえることが嬉しい」と、光憲さんは笑顔をみせる。

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有限会社宇田興畳店
住所/船橋市高根台7-30-17
電話/047-465-1770

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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