2017年12月05日 配信

市内にある保育園・幼稚園・支援センターなど、子どもたちを見守るさまざまな施設の人に話を聞き、それぞれが描く「船橋の子どもたちの未来」を語っていただきます!

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園長 内田慶三さん

昭和54年開園のやまびこ保育園の特色と、昨今の待機児童問題について内田勝久理事長と内田慶三園長に伺った

やまびこ保育園とはどういう保育園ですか? 

 新京成線二和向台駅近く、咲が丘にある園は昭和54年に開園しました。開園当初から周辺には豊かな自然があったことから、住宅地に変わってしまった現在でも、子どもが自然と触れ合いながら、心身ともに健やかに成長できる保育を行っています。広い園庭には、多種の樹木が茂り、昨年のミ
カン狩りでは抱えきれないほどのミカンを持ち帰れるほどでした。また、併設している畑では、子どもたちが芋づるを植え、観察、収穫その他にもたくさんの野菜収穫を親子でしてもらうなど、食育活動を積極的に行っています。

昨今の待機児童問題について園としてどう考えますか?
10月2日から来年4月入所の申し込みが始まっていますが、0~2歳児はすぐに定員に達する状況にあると思っています。開園当初は、乳児を預けることは少なく、開園からまもなく各園が定員割れを起こしている時代も数年ありました。時代の流れとともに保育園のニーズも高まり、都市部では待機児童問題が出てきました。当園では、5年前に敷地内に二階建ての別棟を建て、0歳児室を作り定員を130人としました。さらに、市は待機児童が解消されるまでの経過措置基準として、認可保育園の0~2歳児の1人あたり保育室基準面積を緩和していることから、当園も多くの子どもを受け入れられるように対策をとっています。このような中でも、子ども達が伸び伸びと遊べるように、行事や自然の中での遊びなどを通して、子どもたち一人一人が自己発揮できるような保育を行っています。

内田さんの思い描く未来予想図を教えてください

現在の待機児童問題は、国の施策などにより解消する方向に進むと思いますが、用地や保育士の確保など厳しい課題があり、国の予算増額は必須だと思っています。保育園側からも意見を出して、保育環境が充実した社会になればと思っています。

 当園では卒園児が各分野で活躍していることや、卒園して六年後の同窓会では、当時と変わらぬ笑顔と大きく成長した姿を見ることができ、大変嬉しく思っています。保育園時代の楽しい思い出や多くの行事の経験が成長の糧となるような保育環境をさ
らに整えていきたいです。yamabiko

 

一社会福祉法人般やまびこ福祉会
やまびこ保育園
 
住所/船橋市咲が丘2-11-5
 電話/047-449-0225
[ 児童数]160 人
[ 開園時間]平日7 時〜19 時( 延長保育を含む)
土曜7 時〜18 時30 分( 延長保育を含む)

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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