2018年04月22日 配信

川柳の吟社句会を
船橋に定着させるために

 昨年5月に発足した川柳三番瀬吟社句会は、2カ月に1回活動し、3月29日に第5回目を迎えた。

 同会は市内の4公民館で行われている川柳サークルが主となり、松戸・浦安・習志野・幕張などの川柳会の協力のもと、句会を開催している。

 船橋市の文芸賞に俳句や短歌はあるものの、川柳は未だない状況。「船橋市にも川柳の吟社句会を定着させたいと思い、発足した」と話すのは同会代表の川口雅生さん。川口さんは定年退職後、何か趣味を持ちたいと思い、たまたま目にした川柳サークルに入会したのがきっかけだと話す。

 「川柳は自由な発想で、紙と鉛筆と頭さえあればどこでもできるのが魅力」と川口さん。

 同会の活動には毎回50人ほどが集まり、選者が出した課題5句についてそれぞれ3句ずつ提出し、その中から「秀句」と上位3位に相当する「天地人」が発表される。「自分の名前が呼ばれたときはうれしい。川柳はユーモアも必要な脳トレです」と始めて4年の高山達郎さん。

 川口さんは「いつか船橋文芸賞に川柳の部門もできるようにみんなで盛り上げたい」と意気込みを話した。

川柳三番瀬吟社句会
代表者/川口 雅生    
会員数/約50人
連絡先/047-469-7268
活動日/2カ月に1回、第3水曜日(会場の都合により変更の場合あり)
活動場所/東部公民館または中央公民館

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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