2016年12月26日 配信

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鶴見 修治(つるみ しゅうじ)
【プロフィール】
1938年 東京都台東区生まれ
1956年 国学院高校卒業
1960年 日本体育大学卒業
    ローマオリンピック男子団体優勝、個人総合4位、鞍馬3位
1964年 東京オリンピック男子団体優勝、個人総合2位、鞍馬2位、平行棒2位
1978年 船橋市在住
1998年 永年の功績から藍綬褒章を受章
2016年 2020年東京オリンピック体操競技事前合宿招致アドバイザー

五輪体操のゴールドメダリストが東京五輪事前合宿招致アドバイザー

鶴見さんは1960年ローマオリンピック、1964年東京オリンピックの体操男子団体のゴールドメダリスト。現役を引退後も日本体育大学(以下日体大)の講師や河合楽器実業団の監督を務めるなど後進の指導を行い、日本体操協会女子競技本部長理事やドッチボール協会、日本オリンピアンズ協会の理事などを歴任、現在は同協会の副会長を務めている。

また船橋市の体操協会主催で、市立船橋高校の旧体育館を使い、幼稚園児から小学生低学年までの子どもたちを対象とした体操教室の指導を約10年続けてきた。

「子どもたちに体操を教えることで、縁があって暮らしている船橋市に貢献できればという想いが強い」という。同校に来年末には最新の体操器具などを導入する体育館が完成することもあり、今回これらの実績が買われて、2020年東京オリンピックの船橋市への事前合宿招致を進めるために、市からアドバイザーの職務を委託された。

鶴見さんが体操に出会ったのは、国学院高校時の運動会のイベントの一つで日体大の竹本正男さんが実演披露したのを目にした時。後に竹本さんとは師弟関係になるが、鶴見さんにとって衝撃の出会いだった。そして体操の魅力にはまり体操部に即入部、体を動かすことが得意だった鶴見さんは3年生の時に東京都選手権で優勝している。

「昔は体育館なんてなかったので、校庭で練習していましたよ」と鶴見さん。日体大に進み、4年生のときに世界学生選手権で2位、その後1960年代のローマと東京のオリンピックで団体優勝2連覇を果たしている。

「若い人たちには夢や希望を持っていろいろな経験を積んでもらいたい。そのお役に立てれば」と鶴見さんは意欲的に話す。

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チームのメンバーと写る鶴見さん(前列左端)

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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