緊急事態宣言が出ている4月、5月、市内の各所で、さまざまな助け合いの動きが見られました。命を懸けて頑張っている人を思いやる気持ち、コロナの影響で余ってしまった物資を無駄にしないようにする取り組み、自分ができる範囲で困っている人の役に立てれば…という気持ち。船橋市には、こんなにたくさんの温かな「愛」があふれています!
寄付金を募り第1弾の「ありがとうのラスク」100袋を医師会へ
市内パン店による「医療機関にお菓子を贈ろうプロジェクト」第1弾の「ありがとうのラスク~あなたがいてよかった」100袋が5月7日、船橋市医師会(船橋市北本町1、保健福祉センター内)へ届けられた。「医療機関で働く人たちに、ほんの少しでも憩いを提供したい」とパン店「Little Breads To Go」(船橋市本町1-21-16)店主の古宮義和さんが同プロジェクトの発起人。4月末に市内のパン店3店舗にまずは募金箱を設置。そこに集まった資金で菓子を作り、医療機関に届ける。
船橋市が臨時休業で余った給食食材を市内の「子ども食堂」へ
船橋市教育委員会は、市内の小中学校で使用する予定だった学校給食用の食材を「子ども食堂」の活動に役立ててもらおうと4月9日、「ふなばし子ども食堂ネットワーク」(浜町1-6-5-120、浜町商店街「ハレカフェ」内)へ無料提供した。今回、同ネットワークへ提供した給食食材は、3月に使用する予定だったさわら851切、いか345切など。4月16日に行われたハレカフェ内の「子ども食堂」では弁当として35食を提供した。
子ども食堂「おむすび食堂」が「おむすびぱんとりー」
子ども食堂「おむすび食堂」による食品の無料配布するフードパントリー「おむすびぱんとりー」が4月26日、高根木戸駅そばにある「ワーカーズコープちば」(船橋市高根台6)の1階駐車場で行われ、約40組の子育て世帯が無償で食品の詰め合わせを受け取った。
小学生用の手作りマスク 約400枚を寄贈
「市川友の会」(船橋市中野木1-20-20、代表・茶谷洋子さん)が4月9日、船橋市教育委員会に小学生用の手作りマスクを約400枚寄贈した。 「健全な家庭を作り、いい社会を創りたい」と学びあうなか、まずは高齢者に配布するマスクを手作りしていた。その後、高齢者への配布が終わったのを機に、「学校が再開となった際に、給食当番などで児童が困るのでは」と、子ども用を作成することに。船橋、市川、浦安、習志野、八千代、佐倉市の20代~90代の約270人がそれぞれ自宅で作成し、本部で取りまとめ、寄贈した。
船橋市内外のママたちから 市内の親子へマスク170枚寄付
模型材料メーカー「光栄堂」(船橋市北本町2-64-12)では、手元にマスクがなく困っている子育て世代の家庭へマスクを届ける「布マスクを届けようプロジェクト」として寄付されたマスク170枚を4月23日、子育て世代の家庭へ無償配布した。市内ママ向け情報紙「Mamachi」とママたちの団体「ニコ・mama【船橋】」のメンバーが企画した。
船橋市にマスク、アルコール消毒液 など寄付が集まる
船橋市にはマスク、アルコール消毒液など、新型コロナウイルスの感染拡大防止に関する、さまざまな物資が寄贈されている。千葉ジェッツふなばしからはアルコール消毒液、京葉ガスとグループ会社からはN95マスク、船橋法人会からマスク、耐ウイルス用雨具、消毒液が贈られた。ほか、千葉レスキューライオンズクラブ、三衆物産、船橋モラロジー事務所などからも寄贈があった。5月8日の寄贈式で市長は「感染者ゼロを目指し、大事に使わせていただきます」と感謝を伝えた。
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