2019年08月31日 配信

障がいと高齢の福祉を考える 福祉・介護・医療の連携

銀木犀併設の駄菓子屋で地域との繋がりも

「銀木犀【船橋夏見】」とは 

 今年5月にオープンしたサービス付き高齢者向け住宅。家具ひとつひとつにこだわりのある、洗練された空間が広がる館内は、近隣の住民にもオープンなスペースとして活用され、学校帰りの子どもたちが遊びに来ている光景も見られる。

 「高齢者を閉じ込めるための建物ではなく、高齢者が地域の方々と交流できる、地域に開かれた場所として運営している。また、スタッフ一同、入居者が認知症であろうとなかろうと、分け隔てなく一人の人として関わっています」と話すのは、所長の大下誠人さん。「高齢者だから」「認知症だから」という見方をせず、その人が好きなように暮らせる場所を目指している。

 そのため、銀木犀では、ほかの住宅でも地域とのコミュニケーションの場として、「駄菓子屋」を併設している。

ある時は駄菓子屋の店長に! 

 駄菓子屋では、親子連れや子ども同士で遊びに来る様子が見られる。入居者が店番を買って出ることもあり、自然と子どもたちと関わり合い、子どもたちを見守るという役割を得て、入居者もいきいきとしてくるという。

訪問診療による安心、看取りまで 

 健康面に関しては、連携している往診医と契約すれば、定期的な往診による日々の健康チェックや薬の処方が可能になる。緊急時には、往診医に連絡を取り、医療的指示をもらうか、必要な場合は緊急往診も可能だという。もちろんこれまでのかかりつけとの連携も可能。どのステージであっても入居はできるので、例えば終末期の入居に関しては、医師の定期訪問・随時対応により、穏やかな看取りケアの提供が可能になるという。

 「最期まで自分の好きなように生活していくことが一番大事になるので、入居の際は本人にどうしたいのかを話してもらい、あるいは本人が終末期で確認ができない場合は、家族に本人だったらどうしたいだろうか、ということをじっくり話す時間をとっています」と大下さんは話す。

【取材協力】

銀木犀 所長
大下誠人(のぶひと)さん
TEL 047-402-2006

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