2017年08月25日 配信

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消費者の目線で最良の見せ方を提案

昭和58年創業の「ワールドラップ」は、大手や中小企業からの依頼を受け、スーパーや仲卸向け野菜の包装を行っている。取り扱うのは9割以上が野菜だが、時期によっては市場内にある他社の製品包装を請け負うこともある。
同社で行う包装作業のほとんどが、およそ100人の女性従業員の手作業で行われる。買い手の目線で商品の目利きをし、瞬時に手に取り袋詰めし、ボリューム感のある見栄えの良い商品にしていく作業は、女性ならではの感覚が求められる。「そこには機械では成し得ない価値がある」と代表取締役の五十嵐丈人さん。
船橋市場の中に同社のような包装請負会社があることは、野菜の鮮度を守ることにも繋がる。市場で買った野菜がすぐに包装され、翌日には商品として即販売できる。一般消費者に渡るまでのタイムロスが最小限ですみ、その分だけ鮮度の良い状態で商品を届けられるのだ。
同社では、包装の他に、パッケージのデザインの考案からスーパーなどでの陳列方法などをバイヤーと商談し、魅力的な見せ方を決めていくことも。「4月より小売を始めている船橋西武の旬彩マーケットで今後も船橋の産地PRを大いにしていきたい」と五十嵐さん。

この人に聞きました!
株式会社ワールドラップ 代表取締役社長 五十嵐丈人さん

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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