海神駅踏み切り
夏の盆踊り会場にもなる「海神5丁目トリトン公園」
海神商店会は京成線海神駅から国道14号線へ北上する通り沿いに店が連なる。その起点ともなる海神駅が10月25日、100周年を迎えた。
海神駅は、1919(大正8)年10月25日に京成電気軌道の駅として開業。1929年(昭和4)年12月に総武鉄道海神線に接続したが、1934年(昭和9)年4月利用客低調により海神線が廃止され、京成本線のみの駅になった。海神商店会の設立は戦後1951(昭和26)年のこと。
予定されていた「海神駅開業100周年記念セレモニー」は、残念ながら雨天のため中止になったが、100周年記念企画の一つとして、商店街マスコット「トリトン」をベースにした駅看板装飾が掲出された。
列車接近メロディも手塚治虫原作「海のトリトン」主題歌の「GOGOトリトン」に変更し、上りと下り、停車と通過で、4パターンの音色が放送される。
商店会に加盟する店舗は現在30店舗。同駅前の踏切は、絵本「ふみきりくん」(福音館書店発行/えのもとえつこ・文、鎌田歩・絵)のモデルにもなっている。
商店会会長の中野松江さんは「後継者不足など商店会が抱える問題はたくさんありますが、海神駅も100周年を迎え、商店街ではトリトンのフラッグを掲げ、盛り上げています。例年8月には自治会と協賛で盆踊り大会を、年3回、朝市も開催しています」と笑顔で話す。
海神駅開業100周年記念式典にて。左から海神4・5丁目自治会会長小森正博さん、海神商店街会長中野松江さん、海神駅長川瀬英靖さん
海神商店街の街頭にはトリトンのフラッグが翻る
2017年3月にオープン。座敷席にカウンター席もあり、子連れでも女性1人でも気軽に入れるカジュアル居酒屋。酒の種類も豊富で、生ガキやマグロの中落ちなど酒の肴もそろう。20人弱の団体予約も可能。
営業時間/19:00~
定休日/月~水曜
☎090-6482-5397
東洋医学の伝統を継承しつつ、近代学術の習得にもスタッフ一同努力している。骨折や脱臼、捻挫から膝の痛みや腰痛、座骨神経痛などの患者には、つらい痛みを取ることと症状の緩和をコンセプトにしている。
営業時間/8:30~12:30、15:00~19:30 土曜8:30~12:30、14:30~17:00
定休日/木曜午前・日曜
☎047-433-7588
ナポリタン、ボンゴレ、ピザトーストなど昔ながらの洋食ランチメニューが楽しめ、夜は一品料理やアルコールの種類が豊富にそろう。クリームソーダやクリームコロッケは人気の一品。
営業時間/水曜12:00~18:00、木・金・土曜18:00~22:00、日曜18:00~20:00
定休日/月・火曜
☎047-407-2221
全国の処方箋を受け入れ、調剤を中心に、一般市販薬もそろえている。健康 についての相談や検査データのチェックなども対応可能。また化粧品の専 門スタッフもいるので、メイクの相談もできる。
営業時間/9:00~20:00
定休日/日曜・祝日
☎047-431-2480
創業は昭和4年。昨今のマンションは押し入れなどの収納も少ないので、貸し布団のレンタルの需要が増えているという。店主滝口和男さんは俳句の趣味を持ち、海神での生活などを詠む句集は6冊目になる。
営業時間/10:00~20:00
定休日/木曜
☎047-431-3927
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