ども、演出です。
やっぱりどうしても更新が遅くなってしまいます。
早く一息つきたいものです。
まして、WCも始まりましたからね。寝不足が続くだろうな・・・。
ウチの団員でWCの話して盛り上がれる奴いるんだろうか?
まぁオイラもそこまで詳しい訳では無いですけど。
音響は「地球は」も「見上げれば」も一端の候補曲を見つけ終わりました。
後は実際のシーンに合わせて曲を入れてみて、イメージに沿うかどうか確認をします。
「見上げれば」の方は前回上演した時とほぼ変わっていませんから楽でしたけど。
「地球は」に持たせたいのは、
疾走感
これを達成できるような曲探しに苦労しました。
あくまで「候補」なので、実際に曲を入れてみたら合わないかもしれません。
そしたら再度曲探しです。
ってか、
どんなに曲を決めても、公演1ヶ月前までは「他に良い曲無いかな?」って探し続けるんですけどね。
でも最低限の曲が決まっている、というのは精神的に安心します。
演出は演出で常にプレッシャーと戦ってるのです。
まず、役者が自分を信じて付いて来てくれる以上、その信用を裏切るわけにはいきません。
「より良い作品を造る努力」をし続けないといけないのです。
そして、それは努力だけでは駄目で、ちゃんと結果として役者が満足しなければなりません。
同等・同様に、お客様への期待にも応えなければならないのです。
一つ一つ問題を解決させるには、日々の積み重ねは勿論、役者達の協力も必要になります。
役者達には何をして欲しいか。
もう何度も言っているので、これ以上は言いません。
よろしくお願いしますね。
約束を守ってくれると、信じます。
さて、今週は「地球はチーム」から見ることにしました。
あと少しで全体的な動きが終わるので、今週中にやってしまいたかったのです。
来週からは反復練習をして、全体的な流れや動きを頭に入れます。
そして、台詞と動き、感情を一つにしていく作業です。
それがちゃんと出来る様になって初めて、「笑いの演出」が出来るようになるのです。
身も蓋もない事を言いますが、
笑いは計算です。
芝居において、泣きや怒りは「感情」で演じれば正解に近付きますが、笑いは計算です。
「ここで笑いを取ろう」とした箇所で実際に笑いを取るわけですから、計算なんです。
計算?・・・計画?・・・策略?
まぁ適切な言葉は、オイラは「計算」だと思いますが、偶発的なものでは無い、という事です。
こういう事を書くと、「そんな事は無い!自分達は即興劇で笑いを取っている!」と言う人もいるでしょうが、「笑いを取ろうとして笑いを取っている」ならそれは計算なんです。
演出から「ここのシーン、適当にアドリブで笑いを取って」と言われたら役者は間違いなく計算を始めます。
今まで培ってきた経験を元に、どう笑いを取るか計算するのです。
笑いを取るつもりはなかったけど、
笑いを取るシーンではなかったけど、
何かが生じてお客様が笑ったなら、それは笑いではなく、単なるトラブルです。
「地球は」の目標は、疾走感。スタイリッシュな格好良さ。
それに、少しの計算された笑い。
これを表現できればお客様に満足していただけます。
役者達と「スタイリッシュな格好良さ」の共通認識を持ちたいと思います。
んで、次は「見上げればチーム」。
先週会えなかったなべちゃんとやっと会うことが出来ました。
まずはハグ。
あぁ、やっと帰って来てくれたんだと実感しました。
そして、なべちゃんの登場するシーンを中心に練習。
久し振りの練習なのに、誰よりも大きな声で台詞を読むなべちゃん。
やっぱりこの人は凄いな。
もっと早くから芝居をやっていれば凄い女優になっただろうに。
いや、だとしたら十夢には居なかっただろうし・・・。
何て事をグルグルと考えていました。
でも諦めてませんけどね。
今からだって充分間に合います。
十夢で、十夢の女優として、広く活躍してもらいます。
そして嬉しかったのは、なべちゃんの相方のなみちゃんが、頑張ってくれている事です。
久し振りに彼女の芝居を見ましたが、今まで何度も指摘していた声の大きさ、テンションの張り、全てが上がっていました。
それはきっとなべちゃんの為です。
なべちゃんのフォローをしてくれているのです。
なみちゃんは本当に良い子だ。
なみちゃんの「心の優しさ」ってどこから来てるんだろ?
またなみちゃんとゆっくり話せる機会があれば良いな、と思います。
なみちゃんの内面の良さが、演技に活かされるように。
じゃないと余りにも勿体無い。
なみちゃんのポテンシャルは凄んごい高いのです。
だからこそ、なみちゃんに今の役を付けたんですから。
まだ、彼女は今の役の本当の大変さに気付いていない事でしょう。
それこそ、なみちゃんの人間性が崩れるような練習が必要になるのです。
今はまだ、その時ではないですけど。
そして、11月に文化祭に参加する作品が出来ました。
25分の芝居です。
登場人物は4人。
新人に任せようと思います。
今、めぐみちゃんに打ち込みをお願いしています。
いつも彼女一人に任せてしまい本当に申し訳ない。
そういえば、ゆきなちゃんも以前「手伝います」って言ってくれたんですよね。
半分渡せばよかった・・・。
でも、めぐみちゃんの個人練習の時に全部渡しちゃったんですよね。
今度打ち込みをする時は、ちゃんと作業を分担するようにします。
書けるか分かりませんが、たっし君の役について「スピンオフ」の台本を用意しようかと思っています。
役を理解する上で必要なら、出来れば書きたいなと思います。
ストーリーはある程度思いついているので、後はプロットに落とし込んで、台詞にしていくだけなんですけど・・・。
多分、10分くらいの台本。
さて、どうなることやら。