2016年06月26日 配信

6/26(日)パールプラザが7月末で営業終了

営業終了後の施設利用については未定

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 船橋駅北側を通る船橋の主要道路「市場通り」に面する大型複合施設ビル「パールプラザビル」(船橋市夏見1-16-38)が7月末でその営業を終了することが明らかになった。

 同ビルは、東証2部に上場で船橋市内に本社を構えるユアサ・フナショクのホテル部門事務機能を抱えるほか、3階にボウリング場の「パールプラザボウル」、1階に中華レストラン「天空の風」などが入居する複合レジャー施設。

 

 以前は4階に24時間営業のレジャー施設「jj CLUB船橋」が入居していたが数年前に閉店。その後、ゴルフ練習場などが入居し市民が集うレジャーの場として活躍してきた。

 

 パールプラザボウルは、1995年開設。船橋市のボウリング協会でも2000年頃から毎年、春季大会を実施してきたホームコースの一つだった。同コースで練習したメンバーからは、国体出場選手も輩出している名コース。

 また、天空の風は、船取線沿いに本店を構える中華レストランで2012年10月に同ビル1階に2号店を出店。本店のほかに西武百貨店地下に惣菜専門店も出店している地元密着の中華料理チェーン。

 同ビルは、中高生が卒業を迎えると卒業前の思いで作りに利用したり、企業の懇親会では、中華料理を食べてボウリングを楽しむという「黄金コース」を確立した立役者。

 先の東日本大震災の影響を受けて、耐震強度の計測を行った所、基準を満たすために投下する工事費用が回収できないということから今回の決定に至ったという。

 尚、同ビルが営業終了をする直前に船橋市ボウリング協会では、6月10日にパールプラザボウルで開催する最後の市民大会開催を実施。参加費用は、大人1,600円、高校生以下1,000円で3ゲーム制で行った。

 

 同協会会長の奈良五十八さんは、「船橋で健康づくりの為にボウリング大会を開催してきた。その趣旨を理解して快く会場を提供していただいたパールプラザボウルさんが無くなるのはとても寂しい。ボウリングは、民間の施設を借りて開催する競技なので無理は言えないですが、残念です」と思い出を振り返りながら話す。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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MyFuna編集部

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