2016年01月23日 配信

1/23(土)海神中学校で千葉県初のオリンピック教室

五輪出場選手が中学2年生にレクチャー

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 海神中学校(船橋市海神4-27-1)で1月19日と20日、公益財団法人日本オリンピック委員会主催による千葉県初の「JOCオリンピック教室」が行われた。

 オリンピック教室とは、オリンピックに出場経験があるアスリート「オリンピアン」が講師となり、自身のさまざまな経験やオリンピック精神の価値観などを、生徒たちの日常生活に活かせるように授業を通して指導するもの。2011年から行われている。

 今回は、2020年の東京オリンピックでの競技会場が千葉県内にもあることから、千葉県が依頼し実現したという。同校では中学2年生223人を対象に、クラス単位で運動と座学の2コマずつを2日間かけて行った。

 講師は、水泳・競泳の伊藤華英さん、スキー・スノーボードの鶴岡剣太郎さん、リュージュの小口貴久さんの3人。

 19日は伊藤さんが2年C組35名を指導。運動の時間ではオリンピック精神の基本となる「エクセレンス(卓越)」「フレンドシップ(友情)」「リスペクト(敬意)」についての説明があり、その後、3つのグループに分かれて長縄に挑戦。伊藤さんの「協力して、励ます言葉を掛け合うことが大事」との言葉に、生徒達は回を重ねるごとにチームワークが良くなり、全員が生き生きとした表情で真剣に取り組んでいた。

 座学の授業では、写真を使いながらさまざまな経験を話し、生徒たちは熱心に耳を傾けた。伊藤さんは「『オリンピックバリュー』とは努力をして、仲間を思いやり、他者への敬意、尊重を心がけること。普段の生活でも心がけて、これからもがんばってほしい」とエールを送った。

 授業を終え、バスケ部所属の宮崎さんは「バスケもチームプレーなので、失敗した時も励ましあって協力して頑張りたい」、竹沢くんは「オリンピック選手の努力を聞いてとても勉強になった。2020年東京オリンピックは見に行きたい」とそれぞれが感想を話した。

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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MyFuna編集部

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