2016年01月15日 配信

1/15(金)船橋市と障害者福祉支援4施設が協定

災害時に高齢者や障害者の避難支援と受け入れ
 

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 船橋市役所で1月12日、船橋市と市内の障害者福祉支援4施設が、災害時における高齢者や障害者などの受け入れに関する協定を締結した。

 船橋市では現在、避難生活に特に配慮が必要な高齢者や障害者の避難施設として公民館や老人福祉センターなど35施設を「福祉避難所」として指定している。より一層強化するため、市内の障害者福祉支援4施設と協定し、更なる受け入れ態勢を整えた。災害時、避難施設への誘導は通常家族が行うが、市から依頼があった場合は施設のスタッフもサポートする。

 受け入れ先は、社会福祉法人大久保学園が運営する「大久保学園」(船橋市金堀町499-1)、社会福祉法人さざんか会が運営する「のまる」(車方町549)、社会福祉法人千葉県福祉援護会が運営する「障害者支援施設 誠光園」(小野田町769-18)と「障害者支援施設 ローゼンヴィラ藤原」(藤原8-17-1)の4施設。

 松戸徹市長は、「阪神淡路大震災から21年、東日本大震災から5年たつ。サポートを必要とする高齢者や障害をもつ人に対し避難所は対応できなかった」と振り返りながら、今回協定を締結した3法人の協力のもと行われた、2015年度の特別支援学校避難訓練にふれ、「船橋市はサポートできる体制ができたといえる」と宣言した。

 大久保学園法人事務局長の中村俊之さんは、「視察を通じて現状を知った部分もある。法人全部あげて支援の協力に尽くしたい」と力強く話した。

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MyFuna編集部

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