2015年11月01日 配信
11/1(日)船橋駅南口のドトールに日本一のバリスタ

日本一のハンドドリップコーヒーを飲めるドトール

doto-rubarisuta5-1.jpg   
   

 船橋駅南口ロータリーに面したドトールコーヒーショプ船橋駅南口店(船橋市本町1-3-1 TEL047-460-8522)で1031日、ハンドドリップとエアロプレス二つのコンテストで日本一を獲得したバリスタ粕谷哲さん(30)のコーヒーを提供するイベントが行われた。

 同店のオーナー梶真佐巳さん(38)は日本国内でも9人しか取得していないSCAJ公認の「アンドバンスドコーヒーマイスター」資格を有する国内有数のバリスタ。同店もワンフロアの面積で、同チェーン内で国内最大の面積を有する店舗としてしばしば注目されている。

 また、国内のドトールコーヒーショップで唯一「ハンドドリップコーヒー」を提供する店舗としてコーヒー好きの間で話題の同店。

 今回は、「SCAJ」公認のエアロプレスの技術を競うコンテスト「Japan Aero Press Championship」と、ハンドドリップの技術を競う「ジャパンブリューワーズカップ2015」の二冠受賞の粕谷哲さんとの共演によるイベントを実施した。

 この日は、同店がリニューアルと同時にサービスを開始して初めて、100杯を超えるドリップコーヒーの注文を受けたという。10時の開店から昼過ぎまでドリップコーヒーカウンターには行列が絶えることがなかったという。多くの客が同店に足を運び、日本一のバリスタが淹れるコーヒーを楽しんだ。

頻繁に同店を利用するという60代女性は「たまたま通りがかったらイベントをやっていた。エアロプレスもハンドドリップも飲み比べてみたけどエアロプレスのまろやかさは初めて体験したものでした」と、興奮した面持ちを見せた。

 梶さんと粕谷さんは、青山学院大学の先輩後輩関係にあるが在学中は面識がなかった。東日本大震災の復興支援で、東北地方を訪れた際に知人を介して知り合い、親交を温めていたという。

粕谷さんは、茨城県のコーヒーファクトリー(有限会社フルハシ=つくば市)という焙煎コーヒー専門店に勤務。大学院を卒業し、ITコンサルタントとして活躍していたが、原因不明の難病「一型糖尿病」を患い退職。入院の際に自分で淹れたコーヒーが「ものすごく不味かった」ことから持ち前の負けん気に火が付き、コーヒーを徹底的に研究。「楽しみながら仕事をしよう」と、同社に入社。コーヒー業界に足を踏み入れた。

大学院でファイナンスを修め、IT業界の第一線で活躍した分析能力と論理的思考は、コーヒーの淹れ方を追及するのに欠かせないものだった。「2年で日本一になるなんてすごいですねと、よく言って頂けるのですが、2年間全くほかのことをやらずにコーヒーの淹れ方だけ研究していました」と粕谷さん。

「お客さんがコーヒーを飲んで『美味しかった』と言って頂けるとホッとします。うれしくなって急に口数が増えるんです」と、日本一だからこそのプレッシャーものぞかせた。

doto-rubarisuta-1.jpg doto-rubarisuta1-1.jpg
   
doto-rubarisuta1-2.jpg doto-rubarisuta3-1.jpg
   
doto-rubarisuta6-1.jpg doto-rubarisuta7-1.jpg
   
doto-rubarisuta4-1.jpg doto-rubarisuta8-1.jpg
   

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

MyFuna編集部

MyFuna編集部

スポンサードリンク

記事の場所
関連キーワード