福島、長野~鹿児島、長崎まで各地からファン20人
船橋市の人気ご当地キャラクターふなっしーの誕生日とされている7月4日、一部のファンの間で聖地とされている二宮神社(船橋市三山5-20-10)でふなっしーの誕生祭及び健康祈願祭が行われた。
この日参加したファンは、北は長野県や福島県、南は鹿児島県、長崎県など全国各地から20人。ふなっしーの誕生日とされているこの日に合わせてツイッター仲間の間から声がかかって実現した。
二宮神社にはあらかじめ祈祷の趣旨を相談し、本人もふなっしーの大ファンで、ほとんどすべてのグッズを収集しているという田久保美英宮司が祈祷の祝詞を奏上した。
田久保さんは、自身の持つ知識に加え、様々な書物やネットでふなっしーについて調査、伝統的な大和言葉を用いる祝詞の節々に「274人の4男として…」「フナディウス4世」といったファン心を刺激するワードをちりばめ奏上した。祝詞の内容は、田久保さんがこの日の為に用意したオリジナルのもの。
ふなっしーのこれまでの苦労や活躍にも祝詞でふれ、夏の暑い日にも冬の寒い日にも人々の笑顔の為に各地で苦労してきたふなっしーをねぎらい、健康を祈願する内容となっていた。また、この日の祝詞は、ふなっしだけでなくすべてのふなっしーファンの健康についても祈願したものだという。
参加したファンは、各々が気に入っているふなっしーグッズで全身をコーディネート。手にはふなっしーパペットを装着、カバンはほぼ全員がふなっしーの刺しゅう入りトートバックやふなっしーファッションバッグという正装で臨んだ。祝詞奏上の際にもパペットを外すことなく、一緒になって聞き入り、気持ちのこもった内容を聞き感動の涙を流した。
鹿児島からやってきた田中総美さんは「誕生祭のご祈祷に参加したおかげで出会うはずのなかった全国のファンにも会えた。船橋や梨の事もすべて含めて感謝。ふなっしーの健康だけを祈っています」と感想を話した。
神社としてもキャラクターを対象とした祈祷は珍しいとして、「私自身もふなっしーの事が大好きなので、こうしたご祈祷をする事が出来て素直にうれしい」と笑顔を見せた。
祈祷の参加者はこの日の記念として、今年秋に控えた千葉県無形民俗文化財指定の三山の七年祭りへの寄付者だけの返礼品「ふなっしーお守り」を受け取って予期せぬプレゼントに全員が感動の涙を流した。
尚、この日祈祷を受けたお札は、7月12日に北海道津別町で行われる「津別夏まつり」でふなっしーに届けられる予定となっている。
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