2015年06月16日 配信

6/16(火)銭湯のように利用できるデイサービス

短時間デイなのに入浴サービス併設

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 東船橋警察署近くにある「アシストデイサービス」(船橋市習志野台7-10-18、TEL 047-456-5411)が昨年12月のオープンから今月で半年を迎える。

 同施設は短時間型デイサービスを提供し、1回3時間からという短い時間での利用が可能。利用者の自宅と施設間の送迎も行い、61.12平方メートルの食堂と機能訓練室を兼ねたスペースのほか、浴場、トイレ、休憩室がある。

 3時間サービスの利用者は10人と規定の約半数に制限しているため、利用者が広く使用できるよう工夫されている。看護師を2人配置し、要介護5といった介護度が高い人も利用できる体制も整備している。

 同施設の特徴とも言えるのが、短時間型デイサービスでは市内で数件しかない入浴サービス。「みなさんに安心してお風呂に入っていただき、体も気持ちもリフレッシュしていただきたいと思っています」と管理者の久保田是寛さんは話す。

 「自宅の風呂場に手すりがない」「障がいがある」「一人の入浴が不安」など、自宅で風呂に入ることに対する不安を感じる利用者も少なくない。実際に同施設を利用している高齢者のほとんどが入浴サービスを利用して、銭湯気分で通う人もいるという。

 同施設では、不自由なく日常生活を送るための身体機能を維持・向上するための機能訓練を行える設備を4つ用意。腕を上げて肩こりを改善したり、わざと足腰に負荷をかけて、立位や歩行に必要な筋肉をトレーニングしたりする。

 通常のトレーニングマシンは鉄などの重りでできているため、手や足がすべって外れた時、高齢者にはコントロールが難しい場合もあるが、同施設の機器は油圧式となっているため、安全に機能訓練ができるようになっている。

 
 ほかにも、利用者が茶を飲みながらくつろいだり、読書をしたり、たこ焼きや菓子作り、工作をしたりと個人でも団体でも楽しめるよう、さまざまなレクリエーションを実施している。

 「利用者みなさんの希望を聞きながら、これからも一緒に施設を作っていきたいと思います」と久保田さんは話す。

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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MyFuna編集部

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