2015年06月12日 配信

6/12(金) 第18回「ふなばし環境フェア」

楽しみながら環境問題について学ぶ場

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 「未来へ残そう!ふるさとふなばし自然の宝庫」をテーマに18回目となる「ふなばし環境フェア」が6月6日、中央公民館(船橋市本町2-2-5)で開催され、約6000人が来場した。

 同イベントは、市民・事業者・市が協働で実行委員会を組織し、船橋の豊かな自然環境を知ってもらい環境に対する意識を高めることを目的として、毎年6月の環境月間に開催しているもの。

 この日は、市内で活動する45団体が参加。缶釣り教室や木こり体験などの体験コーナー、貝殻標本作りや木の実工作などのイベント広場、その他環境活動や環境学習に関するパネル展示など子どもから大人まで楽しみながら環境を学べるコーナーを数多く設置した。

 各ブースをまわってシールを集める「環境知~るラリー」もあり、景品として栽培キットも用意された。

 船橋市環境政策課のコーナーでは、市内の自然を楽しみながら散策できる自然散策マップ10コースを紹介。定期的に身近な自然環境を知ってもらうことで、環境保全に興味をもってもらえるような場を提供している。

 本職は写真家だという中村ひろ子さんは同フェアのこどもイベント部の会長を務める。「写真をみてもらうだけでなく、実際に自然のものに手で触れて親しんで欲しい」という思いから、自身で貝殻を拾い集めワークショップを行っている。「こんな貝殻も船橋にあるんだね」と話しながら貝殻工作を楽しむ親子の姿が見られた。

 OMソーラーの展示では、実際に使用されているパネルから温められた空気を実際に触れることができ、太陽エネルギーを暖房や給湯に利用できる仕組みを紹介していた。「市内の2カ所の公共機関にもこのOMソーラーを設置している。環境保全のためにも今後もっと増やしていきたい」と、みくに建築(船橋市芝山)の中村さん。

 会場を訪れていた船橋市在住の山口さん親子は、「昨年も来た。今年も小4の娘と参加して、竹を切る体験をしたり自然のものと触れ合ったり、楽しみながら環境が学べた」と笑顔で話した。

  

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環境を守る会主催の木のペイント体験 OMソーラー(太陽エネルギーを床暖房や給湯利用に)
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無料配布の山椒の苗木 船橋市クリーン推進課・資源循環課
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どんぐりころころ主催の木の実で作品づくり 中村ひろこさんによる貝殻工作
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各団体のパネル展示など 知~るラリーの景品

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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MyFuna編集部

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