30年間スポーツ振興に貢献
文部科学大臣より「平成26年度スポーツ推進委員功労者」として表彰された船橋市のスポーツ推進協議委員会長の渡邉千代美さんが10月17日、船橋市役所(船橋市湊町2-10-25)を訪れ松戸徹市長を表敬訪問した。
「スポーツ推進委員」とは、スポーツを広げるための指導や助言、実技指導に加え、スポーツ事業の実施や連絡調整などを行う団体。各団体や学校などと連携をはかり、コーディネーターのような役割をもつ。
毎年文部科学省では、体育指導委員を含む「スポーツ推進委員」の中から、地域スポーツの推進に功績顕著な人を選出し、「スポーツ推進委員功労者」として表彰している。本年は全国の各市町村から86人が選出、船橋市の同委員会長、渡邉千代美さんも表彰された。
渡邉さんは長野県安曇野市生まれ。元陸上選手で100メートル走や走り幅跳びの選手として活躍。昭和35年に結婚で船橋に転居。同市で、青少年相談員をはじめたことがきっかけとなり、周りの推薦により昭和59年より同協議会に入会。
平成22年には会長に就任し、30年間尽力している。また、平成13年には千葉県スポーツ推進委員連合会理事にも就任している。
船橋市がスポーツ都市宣言をした当初からかかわっているという渡邉さん。「ここ最近は子どもたちの表彰がすごく増えました。素晴らしいこと」と笑顔を覗かせる。「昔は体育指導がメーンでしたが、今は、健康増進や介護予防などもあわせて行う必要がある。もっと若い人たちにも入ってきてもらいたい」とも。
松戸市長は、「今回の表彰をうけ、市としても心より感謝している。手薄になっている中間層を掘り起こし、渡邉さんの魅力でこれからもお願いしたい」と感謝と激励の言葉をおくった。
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