8/26(日)船橋で初の子ども向け職業体験イベント「しごと旅行」
11団体・企業の職業体験に小学生129人が参加
船橋市内で初の開催となった子ども向け職業体験イベント「しごと旅行」が25日、飯山満小学校を会場に行われ11団体・企業の用意した職業体験ブースに小学生129人が参加した。
「しごと旅行」は、市内で子育てママのサークルを主催する3才児のママ・藤城知穂さん(28)が実行委員長となって企画、市内外で同じく子育てを行っているママや飯山満小学校の「おやじの会」がボランティアスタッフとして協力し行われた。
「子ども達に大人が真剣に働くかっこいい姿を見せたかった。同じ子育て世代のママとして頑張っている大人の姿を子ども達に見せてあげたかった」と藤城さんは、イベントにかける熱い思いを語った。
市内で活躍する11団体・企業に職業体験ブースを用意させ、飯山満小学校を中心とした近隣小学校に呼びかけ、参加者を募った。事前予約の上、集まった参加者129人は、それぞれ申し込み時に5つの職業体験希望を提出、実行委員会側で集中や重なりなどを考慮したうえで3つの職業体験に割り振った。
この日職業体験が行われたのは、自衛隊(習志野空挺団)、消防士(船橋市消防局)、警察官(船橋警察署)、花屋(Flowershopえん)、配送員(パルシステム)、パティシエ(藤田承紀さん)、美容師(ユニバーサルビューティーカレッジ)、保育士・助産師(浜町保育園・南本町子育て支援センター)、カメラマン・アナウンサー(JCN船橋習志野)、介護士(コンフォートケア)、ダンサー(千葉ジェッツ)という11団体13職種。
当初、「小学生の子どもとあまり接する機会が無いので色々な事が心配」と不安な気持ちをもらしていた藤城さんだったが、イベントを終えて「予想以上に教室間の移動や職業体験のブースが手際よく回った。大成功だったと思う」とイベントを振り返った。
次回の開催予定は未定。同実行委員会では「うちの小学校でもやって欲しいというニーズがあれば協力は惜しまない。出来れば、学校単位で実行委員会を組織して学区内の商店に協力してもらう形で地域に根を張って職業体験の輪を広げてゆきたい」という。
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