2012年06月01日 配信

船橋市の体育指導の根幹を担う市民によるボランティア組織「スポーツ推進委員」とは?
スポーツ推進委員(旧・体育指導委員)は、私たち市民の生活や健康とどのように係わっているのだろうか。

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船橋市スポーツ推進委員協議会 会長 渡邉 千代美 氏

スポーツ推進委員とは?

昭和36年施行の「スポーツ振興法」に基づき、スポーツ推進に係わる事業実施と実技の指導及び助言を担ってきた「体育指導委員」が、平成23年8月24日に「スポーツ基本法」が50年ぶりに全面改正され、スポーツ推進のための事業の実施に係る連絡調整、住民に対するスポーツの実技の指導・助言を行う、と変わりました。これに伴って船橋市でもこの4月からは「体育指導委員」が、「スポーツ推進委員」へと改称されました。

どのような組織ですか?

船橋市スポーツ推進委員協議会は、200人のスポーツ推進委員で組織されており、市内を5ブロック24地区に分かれ、年間に計320前後の事業を行っております。その他、共催事業として「スポーツの祭典」「ふなばし健康まつり」「ハッピーサタデー事業」等に協力し、又、会員の資質向上の為の研修会なども開催しています。

これまでで印象に残った仕事は?

平成19年に市制70周年を記念して陸上競技場を会場に4000人が参加して行ったNHKの全国放送のラジオ体操が特に記憶に残っています。
また、20年ほど前に行なわれた「ス渡邉千代美(わたなべちよみ)ポーツと健康の祭典」では、運動公園までの沿道を市民の何人かが繋く聖火台までの「炬火リレー」を行いました。一生懸命に走る走者に感激し、準備等も含め大変でしたのでいつまでも記憶に残っている事業です。

今後の課題と市民へのメッセージ

今後は、会員の意識改革と資質向上に向けた研修の充実を図ると共に、地域スポーツ推進のため、地域と行政をつなぐコーディネーター役に努めてまいります。スポーツを通して地域住民の心身の健康な発達や市民がいつでも、どこでも、誰とでも生涯にわたりスポーツに親しめるように、スポーツの推進を行っていく事を心がけ、後輩の育成や人材確保に力を注ぎたいと考えております。

201206_watanabe_pf.jpg 渡邉千代美(わたなべちよみ)
長野県安曇野市出身

・昭和58年 船橋市体育指導委員を委嘱
・平成21年 高根・金杉地区社会福祉協議会会長 現職
・平成22年 船橋市スポーツ推進委員協議会会長 現職

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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