2016年07月14日 配信

7/14(木)「中野木(なかのき)台遺跡」で見学会

縄文時代の遺跡を6年生と市民が見学

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竪穴住居  

  発掘調査を進めている「中野木台遺跡」(船橋市中野木2)で7月12日、一般市民と中野木小学校6年生を対象に遺跡見学会が行われた。

 同所は、中野木小学校と前原中学校付近の畑を宅地造成する前に発見されたもの。近隣では縄文時代の遺跡が数多く発掘されており、同所は19回目の調査だという。

 今回の調査では、縄文時代早期(約11,000~7,000年前)のファイヤーピットと呼ばれる土器を使用し煮炊きした痕跡と、縄文時代中期(約4,800年前)の竪穴住居や小竪穴(貯蔵施設)などの遺構や貝殻や土器のかけらなどの遺物が発掘された。

 当日は、船橋市文化課埋蔵文化財調査事務所の学芸員の説明のほか、発掘調査の様子も公開し、遺物に触れる時間も設けられた。

 同校の正本靖子(しょうもとせいこ)校長は「6年生は今総合の授業で地元中野木(なかのき)について学んでいる最中。見学の後に各自でテーマを決めて調べ、9月には発表をする予定。また、学芸員や発掘調査員の仕事を見学するキャリア教育も兼ねている」と話した。

 前日、修学旅行から帰ったばかりの中野木小学校の6年生約180人が学芸員の説明にメモを取りながら熱心に耳を傾けた。参加した男子生徒は「大昔の生活にすごく興味がある」と話した。また近所に住む女性は「今までこういった遺跡は写真でしか見たことがなく興味がなかったが、すぐ近くで実際に見学できて縄文の暮らしに興味を持つようになった」と感想を述べた。

発掘調査作業は7月末まで行われる予定。その後、宅地造成を始める。一部の遺跡は地中に保存する。また、土器などの遺物は、埋蔵文化財調査事務所に運び調査するという。

取材:牧 校正:鷲野

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小竪穴に沢山の貝殻 学芸員の説明
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ファイヤーピット ビニール袋には発見された遺物が
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発掘された貝殻に触れる 土器の重さを実感
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土器のかけらに触れる 発掘道具はさまざま
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測量中  
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