2016年06月21日 配信

6/21(火)3年に1度、船橋の漁師たちの祭礼「湊町八劔神社本祭り」

祭りに先がけ展示会

160621minato09.JPG  
   

 船橋市役所1階美術コーナーで6月24日まで、「平成28年度 湊町八劔神社本祭りと子ども神輿展」を開催している。

 同展では、7月12日~18日に行われる「湊町八劔神社本祭り」をパネルにて紹介。3年に1度祭りが開催する年に、湊町連合自治会主催で取り計らわれている。期間中は、同会メンバーが解説者として待機。より詳しい内容を聞くことができる。

  「湊町八劔神社本祭り」は、江戸の徳川時代、船橋の漁師町に疫病が蔓延し、疫病払いを目的としたのが始まり。江戸時代、八劔神社は「漁師町天王社」と呼ばれており、祭神・牛頭天皇(ごずてんのう)を祀り、「船橋の漁師の天王さま」として地域住民が守り続けてきた。

 明治元年(1868)の神仏分離令により、「漁師町天王社」は「八劔神社」に、祭神は「牛頭天王」から「須佐之男命(スサノオノミコト)」に改めた。明治33(1900)年には、戊辰戦争で焼失した八劔神社神輿が、地域住民により再び建設。現在は平成15年に完成した船橋大神宮境内の奉安殿に、本町八坂神社神輿と一緒に鎮座している。神社創建より約300年にわたり、地域住民が継承してきた伝統ある祭礼だ。

 現在、祭りは、「家内安全」「疫病退散」「海上安全」「大漁豊漁」「五穀豊穣」などの祈りを込めて、3年に1度、湊町連合自治会に所属する12自治会のもと実施。

 祭り開催年ごとに当番を設け、当番となった町会主導のもと行われる。「当番にあたるのは36年に1度です。とても名誉なこと」と、八劔神社神輿保存会の度會 (わたらい)俊夫会長は話す。「祭りは準備をするときからすごく楽しいんですよ」とも。

 同祭りは、5日間かけて行われる。7月12日には「八劔神社例大祭」と題し、船橋大神宮境内で祭りと出御の儀式を行い祭りが始まる。

 15日の「神輿渡御(みこしとぎょう)」では、各自治会の神輿をそれぞれトラックに積み、それぞれが出番 (16日~18日)に練り歩く道を1日かけてお祓いをして回る。夜は、湊町小学校でお囃子を行う。

 16日~18日は舟町(湊町第三自治会)を筆頭に、各自治会が自分のエリアを練り歩き、神輿のゆすり込みを行う。ゆすり込みとは、神輿を漁師の船に、担ぎ手の人を波に見立て、左右に大きく転がすように揉むこと。

 「祭神スサノオノミコトは、気性の荒い神様。神輿を激しく揉めば揉むほどに神様が喜び、漁師町の繁盛に繋がると言い伝えられています」と、同会広報担当の内海和夫さん。途中休憩をはさみ、各町会の女性たちが、郷土料理のアサリ汁「ふうかし」と共に食事を用意する。

 18日は、当番の台町が神輿のゆすり込みを終えたあと、船橋大神宮に帰り、八劔神社還御の御儀を行い祭りは終了する。また、ゆすり込みを終えた町会は、祭りの無事を祝う「花流し」というイベントをそれぞれ実施。

 「ばか面、手踊り、フラダンスや演芸ショーなど各自治会によりさまざまです。18日に神輿のゆすり込みを行う自治会は、16日、17日など前倒しで花流しをします」と内海さん。

 祭りのタイムスケジュール、および各自治会の神輿の順番は以下の通り。

12日=八劔神社例大祭 10時30分~11時30分
15日=神輿渡御 9時50分~18時40分 湊町小学校でお囃子19時30分~20時30分

16日=各町神輿ゆすり込み
舟町(湊町第三自治会)=7時40分~9時30分、浜町(湊町東町会)=9時50分~12時、
浜西(浜町西町会)=12時10分~13時30分、東納谷(湊町第五自治会)=13時50分~15時20分、西六(湊西六自治会)=15時30分~17時30分

17日=各町神輿ゆすり込み
西七(湊町第七自治会)=7時50分~10時、 西八(湊町第八自治会)10時10分~12時20分、日の出一(日の出町第一自治会)13時10分~14時50分、日の出二(日の出町第二自治会)14時50分~16時20分

18日=各町神輿ゆすり込み
寺町(湊町第一自治会)=7時50分~9時20分、仲町(湊町第二自治会)=9時40分~11時10分、台町(湊町第四自治会)=11時15分~14時45分 御仮屋14時15分~14時45分、大神宮15時~16時 その後船橋大神宮で式典→終了

160621minato01.jpg 160621minato02.JPG
160621minato03.jpg 160621minato04.jpg
160621minato05.jpg 160621minato07.jpg
160621minato08.jpg 160621minato06.jpg 
記事の場所
関連キーワード
情報スクランブル関連記事
「湊町八劔神社」が3年に一度の本祭り-船橋大神宮では12日に... 7/16(火)「湊町八劔神社」3年に一度の本祭り 初日の12日には、大神宮で式典も        江戸中期から歴史に残っている「湊町八劔神社」本祭りが始まり、初日となった7月12日は、船橋大神宮境内で神事も行われ、湊町連合自治会の12自治会会長をは...
市内最大規模の夏祭り「ふなばし市民まつり」が28日から、今年... 7/22(土)船橋最大の夏祭り「ふなばし市民まつり」28日から 今年は「ふなっしー」が来場    同祭りは船橋市の主催するものでは最大規模のイベント。船橋駅周辺、中山、習志野台、二和向台の各会場とも趣向を凝らした催しを予定している。  例年、各会場合わ...
船橋市が市政80周年、一年間を通じて記念事業が満載に... 4/2(日)船橋市が市政80周年、一年間を通じて記念事業が満載に 記念誌の発行や、三番瀬海浜公園&運動公園プールリニューアルなども    船橋市が平成29(2017)年4月で市制80周年の節目をむかえ、80周年を記念した様々な企画を一年間かけて実施すること...
夏見の日枝神社で「節分祭」、豆まき後には野菜や日用品の配布も... 2/5(金)夏見日枝神社で節分祭 豆まき後には野菜や日用品の配布も        八栄小学校と夏見公民館の間にある夏見日枝神社(船橋市夏見2-29-22、 TEL 047-425-1845)で2月3日、恒例の節分祭が行われた。  船橋大神宮...
船橋大神宮で伝統行事の「節分祭」、神楽と豆まきで参拝客に歓喜... 2/5(金)古来より続く伝統行事「船橋大神宮節分祭」 「山神舞」は節分祭仕様で福豆による赤鬼青鬼退治        船橋大神宮(船橋市宮本5-2-1、TEL 047-424-2333)で2月3日、毎年恒例の節分祭が午前と午後の2回行われた。  ...
船橋の指定文化財「水神祭」-三番瀬みなとや前では船橋漁協大漁... 4/6(月)春の漁をつげる水神祭 船橋新名物ホンビノス貝の浜焼きも販売         船橋漁港(船橋市湊町3-16-1)で船橋市の指定文化財で毎年暦に合わせて開催されている春の漁始まりを告げる「水神祭」が4月3日に開催され...
船橋大神宮で節分祭-神楽の奉納と、豆まきに多くの市民が集まる... 2/4(水)船橋大神宮で節分祭-神楽と豆撒きで盛り上がる 船橋大神宮で春の到来を告げる節分祭      船橋大神宮(船橋市宮本5-2-1 TEL047-424-2333)で2月3日、節分祭が午前と午後の2回開催され、多くの参拝客が集まった。  船橋大神宮...
「つるや伊藤」が絵手拭い寄贈-市内の名所・文化をモチーフに染... 12/24(水)「つるや伊藤」が絵手拭いを船橋市に寄贈 市内の名所・文化をモチーフに        創業160年を迎えた染物屋「つるや伊藤」(船橋市本町4-31-25 TEL047-4224-2277)の五代目店主伊藤吉之助さん(71)が、額装した...
船橋大神宮の常盤神社で上棟祭-新社殿の完成は平成27年10月... 12/11(木)船橋大神宮の常盤神社で上棟祭 新社殿の完成は平成27年10月予定        船橋大神宮境内の常盤神社(船橋市宮本5-2-1)にて12月2日、新社殿の上棟祭が古式にのっとり行われた。  日本武尊とともに徳川家康・秀忠を祀る同神社...
加盟店・店舗ブログ

加盟店・店舗ブログ一覧へ