2016年06月10日 配信

6/10(金)アンデルセン公園で風車の羽根の付け替え工事完了

デンマークから風車職人も参画

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 ふなばしアンデルセン公園(船橋市金堀町525、TEL 047-457-6627)で、メルヘンの丘ゾーンにある風車の羽根の付け替えが行われ、20年ぶりに新たな羽根がお目見えした。

 平成8年に建設された風車は、木製の羽根の部分が時間とともに劣化しつつあったため、3月中旬~6月上旬の工期で改修工事が組まれていた。

 解体は3月15日から行われたが、多くの家族連れが来園する春休みを考慮し、実際の作業は4月11日~5月28日で実施、予定より早く完了した。

 今回改修されたのは、4枚の羽根と羽根の軸の部分。船橋市建設局都市整備部公園緑地課によると、総工事費用は5,000万円。

 同工事のために、風車職人として、今回、デンマークから来日したミケール・イェンセンさん(44)は、風車職人であった父親とともに、平成8年にも、同園の風車の建設に携わっている。

 今回もデンマークから運ばれた部材で羽根の組み立てやくさびを打ち込むなど、大きな役割を果たした。日本からは船橋市に登録のある業者が入札を経て契約し、毎日数名が作業に関わった。また同じく風車職人であるミケールさんの夫人も一緒に来園し、助手として活躍した。

  同園は普段からミケールさんと交流があり、風車の維持管理やメンテナンス方法についてアドバイスをもらっているという。
 昨年は同園の職員たちが船橋市の姉妹都市であるデンマークのオーデンセ市に出かけ、風車に関しての直接指導を受けたという。

 今回はデンマークでの羽根の設計から工場での制作、実際の作業に至るまでがいかにスムーズにいくか計画を練った。「ミケールさんとのやり取りには苦労した」と、アンデルセン公園運営課の白鳥嘉幸さんは工事を振り返る。

 作業はゴールデンウイークを挟むことになったが、船橋市建設局都市整備部公園緑地課によると、古い羽根を取り外して近くに展示したり、新しい羽根の組み立てや塗装を風車の前で公開したりなど、「あえて来園者に工事を見て楽しんでもらえるような雰囲気を作った」という。一つの羽根の長さは11メートルあり、作業はかなり見応えがあったとも。交換前の古い軸は現在、風車前に展示されている。

 今回取り替えられた羽根などの材料は、デンマークから56日間かけて輸送された。「風車は姉妹都市であるオーデンセ市との友好の証。その改修作業に携わることができてうれしい」とミケールさんはコメントしたという。

 なおこの「アンデルセン公園の風車」は、2013年12月1日に、船橋市景観重要建造物第1号として指定されている。

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左から船橋市建設局都市整備部公園緑地課・芝原正行さん、五嶋眞理子さん、アンデルセン公園運営課・白鳥嘉幸さん

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