2016年06月01日 配信

6/1(水)肉の日だけの「作重郎の壺焼き」

告知は店頭の黒板看板のみ、常連客は予約で

 

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 船橋大神宮から津田沼方面に坂を上った街道沿いに卸売と学校などの納めを専門に行っている肉の鈴木本店(船橋市東船橋1-2-2 TEL047-424-2344)で毎月肉の日(29日)に合わせて仕込まれる「作重郎の壺焼き」が近隣の歩行者の間で話題に上がっている。

 街道筋添いにある黒板ボードの看板。丁寧だけどどこか幼い雰囲気で書かれた看板の「作重郎のつぼやき 焼いてます 100g450円」というシンプルな文字に多くの通行者が目を止めている。

 同店では、毎月「肉の日」と呼ばれる29日に合わせ、備長炭の直火で4時間かけて焼き上げる看板メニュー「作重郎の壺焼き」を販売している。

 15年ほど前までは一般客向けに対面販売も行っていた同店。「店売りしていた頃は毎日100本くらい焼いていた。納めの仕事が増えていくについれて壺焼きを焼くことも少なくなっていった」と、3代目女将の鈴木澄江さん。

 壺焼きは、壺や壺型の窯にいれて焼き上げる調理手法全般を指し、特に焼き豚に関しては各地に秘伝の焼き方を持つ店がありテレビ番組などでも紹介されている。

 壺焼きの起源は、明治20年の創業にさかのぼる。創業者の鈴木作重郎さんが満州で焼き豚の製法を学び、その技術を持ち帰った事に始まっているという。鹿児島県産の豚モモ肉を130年続く秘伝のタレに繰返し漬け込み、備長炭の直火で焼き上げる。

 ロースターで短時間で焼き上げる方法だと数をこなす事が出来るが、同店では備長炭の直火に、「シマダの肉焼き器」と呼ばれる今は廃業してしまったメーカーの専用機械を使用する。1回に最大12個、1日2回転で最大24本までの仕込が限界だという。

 つるし焼きの為に時間をかけて焼き上げる間に豚肉の持つ脂分が程よく落ちている。また、表面が炭火で焦げ付いているため、必要なジューシーさが旨味とともに閉じ込められている。創業当時から継ぎ足し継ぎ足しして使い続けてきた秘伝のタレが甘辛く豚焼きに絡みつくのが特徴だ。

 この日は、朝7時前に起きて仕込みを手伝っている5代目の鈴木勇河くん(10)へ澄江さんからの技術指導も行われていた。「私が元気な内に伝統の技術を引き継いでおきたい。長年の感で焼き目を見極めている部分がある。何回も一緒に仕込をして覚えさせていきたい」と、勇河くんが幼稚園の当時から朝5時に起こし仕込みを手伝わせきた。

 基本は、29日の肉の日限定で焼き上げる商品だが、お中元やお歳暮などの用途では1週間程度の余裕を持って注文すれば個別の販売も行っている。TEL047-424-2344。

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