2016年05月16日 配信

5/16(月)市内の公園でポニー乗馬体験

リハビリなど「ホースセラピー」周知の一環で

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 大穴北小学校の北側に位置する大穴第2号公園(船橋市三咲8-20)で5月14日、「ホースセラピー in 大穴第2号公園」が開催され、多くの人がポニー乗馬体験やポニーとのふれあいを楽しんだ。

 同イベントを主催するのは船橋ホースセラピー推進委員会。「ホースセラピー」とは、乗馬による療法のことで、身体機能の向上だけでなく、発達障害を持つ人の学習能力の向上などが期待できると、イギリスでは1948年に国に認められている療法のひとつ。

 「船橋でもこの療法をより多くの人に知ってもらいたい」と、同委員会が2003年に初めてホースセラピー体験会を船橋競馬場で開催。約1000人の参加があったという。その後、「もっと近所で開催して欲しい」との声が寄せられ、市内では市の後援のもと、行田公園、坪井近隣公園、金杉スポーツ広場、大穴第2号公園、海松台公園で同イベントを開催し、今年で6年目になる。

 会場では近隣の多くの親子連れが乗馬体験を楽しんでいた。同会場でポニー乗馬をするのは初めてという三咲在住の縄さんの娘は「ガタガタした!」と笑顔でコメント。親子で一緒に乗馬する姿も見られた。

 一般的なポニー乗馬体験とは異なり、ホースセラピーは、安全を確保するため、騎乗後にベルトで体を固定。馬の両サイドに1人ずつスタッフが付く。

 同イベントに使用する馬は、NPO法人千葉県ヒューマンセラピー協会を兼ねているサイトウ乗馬苑(成田市荒海)のポニー2頭を使用。馬の移動には、長さ約12メートルある馬運車を使う。

 「実施する公園を探すのは問題ないが、馬運車の駐車スペースを確保するのが大変」と話すのは、同委員会の委員長を務める櫻井厚三さん。今回は特に、住宅地の中にある公園での実施だったため、公園近くにある知り合いの工場内に馬運車を停めさせてもらったという。

 この馬を調教しているのは、サイトウ乗馬苑苑主の齋藤純子さん。夫の齋藤速人さんは、かつて船橋競馬場で調教師をしていた人物。2人で1989年に開苑し、現在は乗馬クラブだけでなく、障がい者乗馬、障がい者乗馬療法(ホースセラピー)・寮育に力を注いでいる。

 「まずは地域のみなさんに馬に触れて楽しんでもらえれば、と思っていますが、本当の狙いは、脳性麻痺のリハビリなどにも使われるこのホースセラピーを、より多くの人に知っていただきたいということなんです」とこの活動の広報を務める山崎とよ子さんは話す。

 「さらには、より多くの人に利用していただけるよう、国に認めてもらい、保険適用とされるのが願いです」とも続けた。
 そのため、船橋市以外にも浦安市、東金市、千葉市、茨城県など、さまざまな場所でもこのような体験会を開催している。

 船橋市内では、今月21日に天沼弁天行池公園、6月5日にまちかどスポーツ広場「金杉」で開催予定。天沼弁天池公園での開催は今回が初開催となる。また、その日に限り、明治大学校友会船橋地域支部が主催し、同委員会は共催というかたちでの開催となる。

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