2016年05月15日 配信

5/15(日)習志野台に職人が作るステッキのGaaru

職人の技を広めたいと二人の青年が起業

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 「職人が作るハンドメイドの杖を普及させよう」と、2人の青年が立ち上げたベンチャー企業「Gaaru」(船橋市習志野台5-42-11 TEL047-489-1270)が、今年1月に習志野台中学校近くの住宅街の一角で産声をあげた。

同社の代表・松本悠さんは、今年31歳になる1985年生まれ。出身は兵庫県西宮市。阪神淡路大震災の際、小学校で同級生だった奥村嘉之さんと一緒に起業した。

松本さんは、大手電機メーカーの営業職出身。大量生産の商品を普及させる仕事に従事する中で「職人の技術を大切にして、技術を継承していける仕事をしたい」と、心のどこかでぼんやり考え、どこかで独立を思い描いていた。

足が悪くなった祖母が「杖を持っているのが恥ずかしい」と、外出を控えるようになり、杖を持たずに外出し転倒。「思わず人に贈りたくなるような、おしゃれなステッキがあったら、祖母は恥ずかしがらずに外出し、今でも色々な場所に出かけられたのに」との思いから「大量生産品ではない、職人の思いがこもった一品を。杖ではなくステッキと呼びたくなるおしゃれなものを」と、創業を決意した。

当時、関西で化学系メーカーの営業職として活躍していた奥村さん。久しぶりに会った親友から独立への思いを打ち明けられ、その一途な思いに打たれ一緒に会社を設立することを決めた。

同社の商品は、一本の樫の木から職人が曲げて作るステッキ。「天然の木をそのまま使っているので木目や磨きなど一つ一つの風合いが異なります。合板や形成など機械作業でつくる量産品よりも個性があります」と、松本さん。

「杖を持って歩くのは恥ずかしいというイメージを払しょくし、帽子やスカーフのようにファッションの一部としてコーディネートする文化にしていきたい」と笑顔を見せる。

「最初に触った時の感触を大切にする為に、使えば使うほど手に馴染むようにグリップ部分に天然の牛皮でレザーカバーを施しました」と奥村さん。化学薬品に敏感な奥村さんは、化学薬品や塗料などに長時間触れ続ける事でかぶれてしまう悩みを持っていた。

「年を経て肌が敏感になる方、寒い季節、グリップが無機質な冷たさだと嫌だという方、金属や木の硬さが気になるという方も。使う方の意見を伺って商品に反映してきました」と、利用者目線での商品開発について話す。

英国紳士が洒落た帽子と洗練された細いステッキで出かけるような、「ステッキを持つことがおしゃれでワクワクするようになる。そんなイメージを広める事で少しでも多くの方の外出が楽しくなったら」と将来の目標を話す。

同社のステッキは、S・M・Lの3サイズ。グリップのレザーカバーは複数色から選べる。価格は1本2万3,000円。年間500本を目標に「地域のライフスタイルショップやアパレルショップなどで取り扱って頂けるようになりたい」と、目標を話す。

商品の購入は同社公式HPから。

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