2016年05月09日 配信
たべる
5/9(月)年に一度「農業センター市民開放デー」
今年で18回目、野菜苗の販売に収穫体験も
アンデルセン公園に隣接する「船橋市農業センター」(船橋市金堀町522-1、TEL 047-457-7481)で5月8日、18回目となる年に1度の「市民開放デー」が開催された。
同センターは、都市農業の振興と産地の育成を図る目的で生産者のための品種の検証や講習、土壌診断、病害虫診断などを業務とし、一般市民はふだんは入場できない。
施設面積は約8,041坪。「船橋は農業がさかんで、市でこのような施設があるのは県内では千葉市、市原市と船橋市だけ。年に1回の開放デーで市民にこの施設を知っていただき、船橋の農業を知り、地元の野菜を食べてもらいたい」と所長の高橋弘樹さん。
同イベントの目玉は1苗50円の野菜苗の販売。開場時間前の8時には野菜苗の販売会場に長蛇の列ができた。大玉トマト、ミニトマト、ピーマン、ナス、キュウリ、ししとう、ニガウリの苗を約7,500苗用意。
苗は3月ごろからこの日のために同センター内で栽培したもの。松が丘から来た桜井さんは、「家庭菜園をしていて、毎年楽しみにしている」と話した。かごを持参し何苗も購入している来場者が多く見られた。
畑ではダイコンとカブの収穫体験ができ、自分で収穫したものを格安で持ち帰ることができる(ダイコン1本50円、カブ1袋10個50円)。収穫用にダイコンは約1,500本、カブ600袋、5,000株分を用意。家族で引き抜いたダイコンを手に記念写真を撮る姿も見られた。
前原在住の野木さん一家は「今まで4回くらい来ている。大根は知り合いに分けるのでたくさん抜いた。苗も買ったら、アンデルセン公園に遊びに行きます」と話した。
同センターでは、鶏糞堆肥(1袋50円)の販売、農業機械展示、試験内容のパネル展示もある。青空園芸講座では、販売した夏野菜の植え方、管理及び病害虫駆除につい同センター職員がアドバイス。
特設テントには「農産物直売所ふなっこ畑」(行田3-7-1)、「奈良養鶏園」(馬込町1161)が出店し、新鮮な野菜や卵を販売。「三番瀬みなとや」(日の出1-22-2)は特別仕様車「三番瀬直送号」で新鮮なホンビノス貝やその場で食べられる焼きホンビノス貝を販売。また、熊本地震災害義援金を募り、募金者にはホンビノスクラムチャウダーをふるまった。
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