2016年04月28日 配信

4/28(木)船橋のブランド野菜「船橋にんじん」出荷始まる

暖冬の影響で育ちは順調


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 船橋市内の農家が誇る地域ブランド「船橋にんじん」の今年度の初出荷が、4月26日、JAいちかわ船橋経済センター出荷場(船橋市豊富町668)で始まった。

 この日、出荷場に約1トンの「船橋にんじん」を納めたのは、高根町の農家・吉野欣大(よしひろ)さん。「今年はよく育ってるよ」と誇らしげな笑顔を見せた。

 関係者が集まり、納められた品種・ベーターキャロットのケースを開けると、「今まで以上に色が濃い」「以前に比べて、形が丸くなってきた」「今年は例年以上に良い出来なのでは」と、関係者ら。「例年だと1月、2月に雪が降るが、今年はそれがなかったのもあって順調だね」と吉野さんは話す。

 船橋市では、戦後まもなくから栽培されている春夏ニンジン。「船橋にんじん」は2013年に「地域団体商標(地域ブランド)」として認可され、船橋市は千葉県内でも有数の春夏ニンジンの産地で、県内1位の出荷量を誇る。

 「ニンジンは、比較的機械で行える作業が多い作物ですが、品質チェックと箱詰めだけは、人の手で行うんです。出荷ピーク時は、箱詰め作業が深夜にまで及ぶことも」と、金堀町でニンジンを生産している若手農家の金田浩平さん(27)。
 「船橋にんじん」は、市内の中でも気温が2、3度高いという高根町周辺の農家からの出荷を皮切りに、後半は市内北部の農家から出荷されるものが増える。  
出荷ピークの6月上旬までで5万ケース(1ケース=約10キロとして約500トン)の出荷を目指している。

 なお「船橋にんじん」の多くにあたる「ベーターキャロット(ベーターリッチ)」という品種は甘みが強いのが特徴。「船橋にんじん」の出荷時期には、各所でPR活動も行われる。

 5月15日にはイオン船橋店で、5月14日、15日はロピア ららぽーとTOKYO-BAY店とゆめまち習志野台モール店でも、PR活動が行われる予定。

 PRの際には「火を通さず、生で食べてもらったほうが違いをよく分かっていただける」と、ジュースや人参スティックなど生で試食を提供しているという。「みなさん、その甘さに驚かれます」とJAいちかわ船橋人参共販推進委員会・船橋ベーターキャロット組合の組合長・石神辰巳さんは話す。

 また、今年度からは、市内のイオン各店でも「船橋にんじん」の販売がスタートする。出荷場にはイオンリテールのバイヤーの姿もあった。
 これまで多くの「船橋にんじん」は都内に向けて出荷されていたため、「市内では、いったいどこで買えるの?」という声も多く寄せられたという。「イオンさんという大手スーパーに置いていただけることになり、やっとここまで来た、という気持ちです。これからも安定した供給を目指します」と、石神さんは意気込みを見せた。

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  この日「船橋にんじん」を納めた、吉野さん
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  糖度計に示された数字は「糖度8」
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市内のニンジン生産者も集まった 金田さんは4Hクラブ(船橋農業青少年クラブ)所属
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